石井監督も期待「支配下でもプレーできるボール」
楽天は8日、育成選手だった池田隆英投手(26)と支配下選手契約を結んだと発表した。
池田は創価大から2016年のドラフト2位で入団した右腕で、2年目の2018年に一軍デビューを飾るも、昨季は故障に悩まされて一軍登板なし。2019年シーズン終了後に自由契約となり、今季は育成選手としてファームで21試合(32回2/3)に登板して1勝1敗、防御率1.65の好成績をマークしていた。
石井一久監督は「怪我などもあり育成契約をしていましたが、その間に怪我を完治させ、支配下でもプレーできるボールを試合の中で投げてくれていたと確認できました」と支配下復帰に至るまでの経緯を語り、「度重なる怪我が池田選手の成長を妨げてきていたと思うので、来季は怪我とではなく、一緒に相手チームと戦っていきたいと思っています。頑張ろう!」と一軍での活躍に期待を寄せた。
支配下復帰を果たした池田は「まずは支配下登録をしていただいた球団に感謝の気持ちでいっぱいです。これまで怪我もあり、悔しい思いもしましたが、たくさんの方々に支えられて今日という日を迎えられました。あとは一軍で結果を出す準備をして、最高のパフォーマンスを皆さんにお見せできるように頑張っていきます」と球団を通じてコメント。勝負の5年目へ力を込めた。