◆ あとは車両を待つばかり!?
西武の本拠地・メットライフドームでは、2021年3月のグランドオープンに向けた工事が日々進行している。
12月に入ってからは、ライトスタンドの後方に位置するトレイン広場に、本物の線路と同じ砂利が敷き詰められ、枕木と車輪をかませるためのレールが設置された。これらの資材は、西武鉄道から提供された“本物”で、メットライフの一角に長さが20.96メートル、横幅が3.15メートルの線路が誕生したことになる。ここには今後、西武鉄道の車両(1両)が設置される予定だ。
現在、西武鉄道では11種類の車両が活躍をしているが、どのタイプの車両に設置されるのかは、まだ明らかにされていない。鉄道ファンにとっては、どの車両がやってくるのかも興味深いところだろう。
改修工事に伴ってなくなるものもあれば、新たに誕生するものも数多くある。このトレイン広場の車両展示も、西武だからこそ実現できたものの一つであり、新たなメットライフドームの“見所”の一つとなるのかもしれない。