FA権の行使に伴い退団
DeNAは11日、FA権の行使を宣言していた梶谷隆幸選手(32)の退団が決まったことを発表した。
梶谷は開星高から2006年の高校生ドラフト3巡目で横浜に入団。以来14年、ベイスターズ一筋でキャリアを歩んできた。
抜群の身体能力を武器に、2013年に77試合の出場で打率.346、本塁打16をマークしてブレイクすると、翌2014年には142試合の出場で打率.263に本塁打16、盗塁39で盗塁王のタイトルも獲得した。
近年は故障に苦しめられていたが、今季は見事に復活して「1番」の定位置を確保。チームメイトの佐野恵太と首位打者のタイトルを争うなど、109試合の出場で打率.323をマーク。本塁打もキャリアハイに2本差と迫る19本を記録している。
迎えたこのオフ、年齢的にもチャンスは少ないというところでFA権の行使を決断。「私の人生なので、自分が悔いのないように決断したい」と、残留も視野に入れながら動いていた。
すでに報道では巨人入りを有力視する声も多く挙がっているが、果たして…。今後の動向から目が離せない。
梶谷隆幸・コメント
14年間在籍した球団には
本当に心から感謝しています。
また、FA権を取得することができたのは、
チームの皆さんのおかげだと思っています。
ファンの皆さまには、
良い時も悪い時も、
14年もの長い期間、
応援していただきありがとうございました。
思い出としては、
満員の横浜スタジアムで出場した際に
盛大な拍手を送っていただいたことです。
特に調子が悪い時であっても、
代打での出場時にファンの皆さまから
大きな声援と拍手を頂いたことは
とてもうれしかったです。
本当に感謝しています。