ディクソンは2019年に15発&52打点!
楽天は12日、ブランドン・ディクソン内野手(28)、アダム・コンリー投手(30)の2選手と、契約合意に達したと発表した。
188センチ、97キロのディクソンはアメリカ出身で、内・外野をこなせるユーティリティプレーヤー。2018年にレッズでメジャーデビューし、翌2019年にはタイガースで112試合出場し、打率.248、15本塁打、52打点を記録した。
メジャー3年での通算成績は打率.228、20本塁打、64打点。ディクソンは球団を通じ「この機会をいただいてスーパーエキサイトしております。日本でプレーすること、楽天イーグルスに関しても素晴らしいチームだと聞いています。イーグルスでプレーできるチャンスをもらったことに感謝しており、チームの勝利、そしてチャンピオンになるために貢献できることを楽しみにしています」とコメント。
来季は監督も兼ねる石井GMは、ディクソンについて「打撃評価だけで完結させる選手ではなく、内外野守れる選手で、走塁に関しても手を抜かずにでき、走・攻・守、全てにおいてChargeしてくれる選手だと思っています。僕も異国の地でチャレンジした経験者で気持ちは理解しているので、イーグルスでプレーする全ての外国人選手をしっかりサポートしていきます」と話した。
石井GM兼監督「左右関係なく1イニング投げ切る球威ある」
190センチ、94キロのコンリーはアメリカ出身の長身左腕。2015年にマーリンズでメジャーデビューし、2016年には先発として8勝6敗、防御率3.85の好成績を残した。2018年からは主にリリーフで2年連続で50試合以上に登板。今季はメジャーでの登板はなかったが、メジャー通算174試合に登板し、25勝30敗5セーブ、防御率4.82をマークしている。
コンリーは球団を通じ、「楽天イーグルス入団の発表をできることを家族とともにうれしく思います。楽天イーグルスでプレーをすることは自分のキャリアにとって素晴らしいものであると思っていますし、契約に関わっていただいた関係者の皆様に感謝したいと思います。監督、コーチやチームメイト、そして東北の素晴らしいファンの皆さんに喜んでいただけるように、できる限りのことをしていきたいと思います。楽天イーグルスの一員として勝利に貢献し、東北の野球を愛する人たちに勝利を届け、優勝を目指して戦うことを楽しみにしています。Go Eagles!」とコメント。
石井GM兼監督はコンリーに関し、「MLBでもリリーバーとして経験を積んできた選手ですが、チャンスがあれば日本でもプレーしたい、成功したい、という意志を持っていたので楽しみにしています。左投手ですが、左、右打者関係なく1イニングを投げ切る力のあるボールがあります。リサーチをしても、みんなが『彼はハードワーカー』と話していたので、日本に来てもそれを継続できるようにサポートしていきます」と話した。