ニュース 2020.12.13. 08:09

【eBASEBALL】猛虎の勢いが止まらない!“伝統の一戦”・第3Rは終盤に大きく動く

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©Nippon Professional Baseball / ©Konami Digital Entertainment

オフシーズンに開催される“もうひとつのプロ野球”


 一般社団法人日本野球機構(以下、NPB)と株式会社コナミデジタルエンタテインメント(以下、KONAMI)がタッグを組んで開催している“もうひとつのプロ野球”こと『eBASEBALL プロリーグ』。

 12日に行われたのは2020年シーズン:セントラル・リーグ第2節のゲーム3。「広島-ヤクルト」「阪神-巨人」「中日-DeNA」の3試合の模様が配信された。


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今季初勝利を掴んだのは…?



 この日の第1カードは広島とヤクルトの戦い。プレイヤーは広島がルーキーの山本慧、対するヤクルトは高良匡史。両者とも今季初戦では黒星を喫しており、お互いに今季初勝利を目指してのバトルとなった。

 先手を奪ったのはヤクルト。初回、青木宣親の二塁打でチャンスを作り、若き大砲・村上宗隆の一発で幸先よく2点を先制。その後、両チームともゼロ行進が続く中、迎えた4回にはまたしても村上が2ラン。ひとり2発・4打点の大暴れで勝利を手繰り寄せる。

 意地を見せたい広島は4回・5回にソロで1点ずつを返すも、時すでに遅し…。村上の2発で効果的に得点を重ねたヤクルトが4-2で勝利。このカードは1勝2分で勝ち越しとなった。


阪神の勝ち越しか、巨人の意地の勝利か…



 第2カードは阪神と巨人の対戦。プレイヤーは阪神が今季初戦=移籍初戦で白星発進を決めた脇直希、巨人は昨季のリーグMVP・舘野弘樹という顔合わせとなった。

 実力者同士の激突とあって、3回までゼロが続く緊迫した展開。中でも舘野は阪神打線を3回までパーフェクトで封じ込めると、4回表に亀井善行の犠飛でしっかりと1点をもぎ取り、リードして終盤戦へと向かう。

 ところが、4回裏に猛虎打線が目覚める。近本光司のチーム初安打で勢いをつけると、4番で起用したレジェンドOB・矢野燿大が左中間突破の適時二塁打。試合を振り出しに戻すと、ジェリー・サンズの勝ち越し適時打に、極めつけは江越大賀の豪快な2ラン。一挙4得点で試合をひっくり返し、鮮やかな逆転勝利。阪神は“伝統の一戦”に2勝1分と勝ち越した。


“プロ返り咲き”対決



 第3カードは中日-DeNA。プレイヤーは中日が嶋崎幹、DeNAは山本遼太郎。どちらも今季から「2年ぶりにプロプレイヤーに返り咲いた」という共通点を持つ2人のマッチアップとなった。

 試合は序盤から点の取り合い。まずはDeNAが梶谷隆幸の先頭打者弾でド派手にスタートを切るも、中日は直後に二塁打2本ですかさず追いつき、さらにアリエル・マルティネスの適時打で逆転。主導権を奪い返す。

 それでもDeNAは2回表、今度は宮﨑敏郎のソロで追いつくと、投手の濱口遥大に適時打が飛び出して再逆転。そこからゼロが続いて落ち着いたかに見えた試合だったが、中日は4回裏に内野ゴロの間に1点。しぶとく取り返し、3-3で最終回を迎えた。

 5回表、DeNAは無死一・二塁とチャンスを作ると、タイラー・オースティンが犠打。1点への執念を見せると、ネフタリ・ソトがきっちりと犠飛で走者を還し、4-3と勝ち越し。裏は守護神の山崎康晃が1点のリードを守り、DeNAが点の取り合いを制した。
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