巨人の吉川尚輝がプロ4年目の今季、初めて規定打席に到達し、打率.274、8本塁打、32打点、11盗塁の活躍を見せた。
昨季は開幕から11試合で打率.390と好スタートを切ったが、故障で離脱。結局、一軍に戻ることなくシーズンを終えた。迎えた今季、6月19日の阪神との開幕戦、1-2の7回に岩崎優が投じたインコースのストレートを振り抜き、打球はライトスタンドに飛び込む逆転の2ランとなった。
この本塁打に『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-阪神戦』で解説を務めた江本孟紀氏は「それにしてもバットが振れていますよね。今のはインコース気味で詰まりやすいコースですよ。それが真芯に入って、ライナー性ですからね。糸井がすぐに諦めましたからね。それくらいの打球でしたね」と評価した。
幸先の良い滑り出しを見せたが、その後は当たりが続かず、7月が終了した時点で6本のアーチを描くも打率は.247だった。1番を打っていたが、打順も下位を打つことが多くなり、左投手が先発のときはスタメンを外れることもあった。
この時期の吉川尚輝をショウアップナイター解説陣は、どのように見ていたのだろうかーー。
7月25日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-巨人戦』で解説を務めた川相昌弘氏は、「ここまでの使われ方をみたら、まだ何かが足りないと思われているから、こういう使われ方をされていると思うので、そこの信頼は勝ち取れるように自分が頑張らないといけないですね」と奮起を促せば、7月26日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-巨人戦』で解説を務めた若松勉氏は、「左投手のときも出ていって、経験ですよね。こういう選手はどんどん使って、本当のレギュラーにしないとダメだと思いますね」と積極的に起用していくべきだと提言した。
8月1日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル 巨人-広島戦』で解説を務めた井端弘和氏は、「右、左でスタメンで出たり、出なかったりは、レギュラーとしてはどうかなと思いますので、吉川選手あたりには右、左、関係なく、スタメンで出て欲しいなと思いますね」と期待した。
8月は月間打率.196と低迷したが、9月に入ると当たりを取り戻し、月間打率.352をマーク。再び打順も1番に戻った。9月15日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-阪神戦』で解説を務めた田尾安志氏は、「インサイドのきわどい球でも腕を縮めて、カツンと大きいのを打てたりしますので、ヒットゾーンはいろいろありますよね」と評価した。
10月に入ってから再び当たりが止まった時期もあったが、終わってみれば打率.274の成績。好不調の波に課題を残した。来季はシーズン通して安定した打撃を披露してほしいところだ。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
昨季は開幕から11試合で打率.390と好スタートを切ったが、故障で離脱。結局、一軍に戻ることなくシーズンを終えた。迎えた今季、6月19日の阪神との開幕戦、1-2の7回に岩崎優が投じたインコースのストレートを振り抜き、打球はライトスタンドに飛び込む逆転の2ランとなった。
この本塁打に『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-阪神戦』で解説を務めた江本孟紀氏は「それにしてもバットが振れていますよね。今のはインコース気味で詰まりやすいコースですよ。それが真芯に入って、ライナー性ですからね。糸井がすぐに諦めましたからね。それくらいの打球でしたね」と評価した。
幸先の良い滑り出しを見せたが、その後は当たりが続かず、7月が終了した時点で6本のアーチを描くも打率は.247だった。1番を打っていたが、打順も下位を打つことが多くなり、左投手が先発のときはスタメンを外れることもあった。
この時期の吉川尚輝をショウアップナイター解説陣は、どのように見ていたのだろうかーー。
7月25日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-巨人戦』で解説を務めた川相昌弘氏は、「ここまでの使われ方をみたら、まだ何かが足りないと思われているから、こういう使われ方をされていると思うので、そこの信頼は勝ち取れるように自分が頑張らないといけないですね」と奮起を促せば、7月26日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-巨人戦』で解説を務めた若松勉氏は、「左投手のときも出ていって、経験ですよね。こういう選手はどんどん使って、本当のレギュラーにしないとダメだと思いますね」と積極的に起用していくべきだと提言した。
8月1日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル 巨人-広島戦』で解説を務めた井端弘和氏は、「右、左でスタメンで出たり、出なかったりは、レギュラーとしてはどうかなと思いますので、吉川選手あたりには右、左、関係なく、スタメンで出て欲しいなと思いますね」と期待した。
8月は月間打率.196と低迷したが、9月に入ると当たりを取り戻し、月間打率.352をマーク。再び打順も1番に戻った。9月15日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-阪神戦』で解説を務めた田尾安志氏は、「インサイドのきわどい球でも腕を縮めて、カツンと大きいのを打てたりしますので、ヒットゾーンはいろいろありますよね」と評価した。
10月に入ってから再び当たりが止まった時期もあったが、終わってみれば打率.274の成績。好不調の波に課題を残した。来季はシーズン通して安定した打撃を披露してほしいところだ。
(ニッポン放送ショウアップナイター)