ニュース 2020.12.25. 17:45

現役審判が「プレイ」発声!“卍ポーズ”でおなじみのプロ野球審判員・敷田直人さんがeBASEBALLを初観戦

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©Nippon Professional Baseball / ©Konami Digital Entertainment

「普段の仕事よりも緊張しました(笑)」


 一般社団法人日本野球機構(以下、NPB)と株式会社コナミデジタルエンタテインメント(以下、KONAMI)がタッグを組んで開催している“もうひとつのプロ野球”こと『eBASEBALL プロリーグ』の2020シーズン。12月22日から27日は「セ・パe交流戦」の模様が配信されているが、このe交流戦は『愛・野球人 大集合ウィーク』と題して、プロ野球OBの解説者以外にもさまざまなゲストが中継に登場する。


 12月25日(金)の配信に登場するのが、プロ野球・審判員の敷田直人さん。見逃し三振時に炸裂する“卍ポーズ”でもおなじみの現役審判が、『eBASEBALL プロリーグ』の世界を初めて体感した。



 ゲスト出演を終えて、「普段の仕事よりも緊張しました」と笑った敷田さん。「いつもは現場の仕事なので、外から野球を見て喋るようなことはないので新鮮でした」と振り返りつつ、「しかもeBASEBALLということで、どんな話をしたらいいか分からなかったですが、『審判目線のお話を』ということだったので、挑戦してみようと思いました」と、出演に至るまでの経緯を語る。

 野球ゲームは「子供の頃に少しやっていたくらい」ということで、「まず映像、そしてキャラクターの動きにびっくりでした」と、進化を続ける『パワプロ』シリーズに驚きのコメント。続けて、「想像していた以上に選手たちの熱さがすごい。みなさん真剣で、試合に敗れて涙を流す方もいて、ここにかける想いの強さというのが伝わってきました」と、実際に見てみたことで変わった印象についても語ってくれた。


現役審判が見た、『eBASEBALL プロリーグ』のおもしろさ


 ふだんは選手たちと同じグラウンドレベルで野球を見ている敷田さんに、eBASEBALLという世界はどのように映ったのか…。

 「私としても、実際に間近で見ている選手たちの名前が出てくるので、イメージが湧きやすい部分はあるんですが、その中で選手がそのイメージ通りに活躍をすることもあれば、意外な選手が素晴らしい能力を発揮していたりもして、そこは楽しかったですね」


 その一方で、『eBASEBALL プロリーグ』の世界ならではの発見も。

 「まずオーダー、打順の組み方から違いますよね。それぞれが工夫をして、いかにして点を取っていくかという部分。そこがおもしろいなと感じました。あとはとにかくテンポが早い(笑)。スピーディーな展開なので、集中して見入ってしまいますね」


 最後に、プロ野球ファンに向けたメッセージもお願いした。

 「プロ野球が好きな方々、特にご贔屓のチームがある方はスッと入ることができるのかなと思いました。ゲームということで未知の世界だと思う方もいらっしゃると思うんですけど、僕もそうですが見てみたら面白い。そしてとにかく熱い世界だということが分かるので、一度見ていただけたらイメージも変わってくるのかなと思いますね」

 長年、リアルのプロ野球に携わってきた敷田さんが強調したのは、「知らないと何も変わらない」ということ。

 「この面白さを伝えたいと思いましたし、あとはやっぱり見ていただくのが一番。プロ野球ファンの方なら、この面白さがわかると思います」


 25日の配信では、敷田さんが各試合開始前の「プレイ!」の発声を実施。この時点でプロ野球ファンにとってはたまらない貴重な映像となっているが、この他にも、試合中には現役選手の解説や、敷田さんだけが知る裏話なども聞くことができるので、プロ野球好きでまだeBASEBALLの世界に触れたことのない方は、この機会にぜひ一度ご覧いただきたい。


取材・文=尾崎直也
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