12球団合同トライアウトには参加せず
DeNAは15日、自由契約公示されていた百瀬大騎選手(23)が今季限りで現役を引退することを発表した。
百瀬は松本第一高から2014年のドラフト6位で入団した内野手。プロ入り以来なかなか一軍での出場機会を掴みきれなかったものの、昨季一軍デビューを果たし、今季は9月3日の巨人戦(東京ドーム)で沼田翔平投手から中前適時打。プロ6年目にして嬉しい初安打初打点をマークしていた。
しかし、ファームでは53試合の出場で打率.182(110-20)0本塁打に終わり、11月2日に来季の支配下選手契約を結ばない旨が発表され、12月2日付で自由契約に。12球団合同トライアウトにも参加していなかった。
百瀬は引退発表に際して球団を通じてコメントを発表。その全文は以下の通り。
▼ 百瀬選手・コメント全文
ファンの皆さま、6年間という短い時間ではありましたが応援ありがとうございました。
どんな時でも温かいご声援をくださった事は一生忘れませんし、皆さまの温かい言葉で何度救って頂いたことか数え切れません。本当にありがとうございました。
もっと球場で皆さまに見てもらいたかったのが本音ですが、今シーズン、プロ初ヒットを打ったことが1番の思い出です。
今年で現役を引退しますが、このプロ野球人生に悔いはありません。様々な方々に支えられながら、6年間横浜DeNAベイスターズで野球が出来たことに感謝、誇りを持ち今後の人生に活かしていきたいと思います。
最後になりますが、この横浜の地で野球が出来たこと、ファンの皆さまに出会えた事、本当に嬉しく思います。6年間沢山のご声援ありがとうございました。I☆YOKOHAMA!