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まさに相思相愛! セパの最優秀バッテリーが喜びの授賞式

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2020年の最優秀バッテリー賞を受賞し、副賞に囲まれて写真に収まるソフトバンクの千賀投手(左上)と甲斐捕手(左下)、中日の大野投手(右上)と木下捕手

千賀「バッテリーが1年間頑張らないと取れない賞」


 スポーツニッポン新聞社が制定し、今年からスポーツチャンネルDAZN(ダゾーン)が特別協賛している『プロ野球最優秀バッテリー賞 powered by DAZN』の授賞式が16日、都内のホテルで行われ、記念すべき30回目の同賞を受賞した中日の大野雄大投手と木下拓哉捕手、ソフトバンクの千賀滉大投手と甲斐拓也捕手に、賞金100万円と協賛各社からの副賞が贈られた。


 日本一4連覇の立役者となったソフトバンクの千賀は「(甲斐)拓也と、いつか獲りたいという話をしていた」ことを明かし、「バッテリーが1年間頑張らないと取れない賞。2人ともしっかりシーズンを戦い抜いた結果としていただけたのは嬉しく思います」とコメント。さらに、「1年を通じて拓也の力に助けられたと実感することが多かった」と続け、100試合でスタメンマスクを被りながら捕逸「2」という安定した数字を残した女房役を称えた。

 一方の甲斐も「千賀と一緒に取ろうと言っていたなかでいただいたので、また来年、この賞に恥じないようにしっかりとお互いに高めあってやっていきたい」とコメント。その後、今季の記憶に残る試合を尋ねられると、最多勝や最多奪三振といった投手タイトルがかかる中で迎えた11月4日のロッテ戦を挙げ、「なんとか千賀に結果がつけばと臨んだ試合で結果がついてきた」ことを素直に喜んでいた。


お互いがお互いを称賛


 また、セ・リーグの投手部門2冠に加え、54イニング連続無失点、10完投6完封と圧倒的な成績を残し、沢村賞も受賞した大野は、「シーズン途中から、もしかしたら獲れるんじゃないかと木下拓哉と話をしていて、実際取れたので凄く嬉しい」と笑顔を見せたが、「吉見ー谷繁」以来、球団としては9年ぶりの受賞には「(吉見は)最多勝もとって優勝した日本を代表するバッテリーだったが、そこまでは達していない」と述べ、リーグ制覇を成し遂げた上での再受賞を誓った。

 自己最多の88試合でマスクを被り、大野とのコンビでは盗塁阻止率.636を誇った木下は「シーズンの途中で大野さんが少しどこかに出ていきそうな雰囲気もありましたけど、残るということなので、また来年も2人でバッテリー賞をとれるように頑張っていきたいと思います」とエースを弄りつつ、「最初の方は自分のためではないですけど、なんとか大野さんと組んだときに結果を残すんだという気持ちでやっていたのが良かったのかもしれない」と、正捕手の座を射止めた要因のひとつに大野の存在を挙げた。


 千賀が甲斐のことを「キャッチャーとしてやらなくちゃいけないところに関しての責任感というのは年々強くなっているというのは近くにいて感じる。そこは本当に凄い」と語れば、大野も木下について「バッターのことをよく見て、毎球毎球バッターの反応を見ながら配球を変えているなというのはすごく感じますし、僕が一番打ち取れるボールをその場で要求してくれる」とコメントし、そのリードに感謝。両捕手からも両投手をリスペクトする声が聞かれ、まさに今季最高のバッテリーだったことを伺わせる授賞式だった。
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