シーズン中に帰国済み
プロ野球の年間表彰式「NPB AWARDS 2020 supported by リポビタンD」が17日、都内で開催され、第一部としてファーム表彰式が行われた。
今季限りでヤクルトを退団したマット・クック投手(30)は、ファームで13試合に登板し、リーグトップタイの5勝(2敗)をマーク。イースタン・リーグの最多勝に輝いた。
クックは「最多勝、素直にうれしいです。池山二軍監督、小野寺投手コーチ、松岡投手コーチには、とても良い環境で投げられるように配慮いただきました。チームメートにもとても恵まれ、楽しくプレーし、素晴らしい守備や打撃がたくさんあったため、勝った試合が増えました。とにかく自分の力だけで積み重ねた勝ち星ではないので、助けてくれたチームメートの皆に感謝し、一緒に喜びたいと思います」と受賞コメントを寄せた。
一軍では7試合で0勝3敗、防御率7.88に終わり、すでに今季限りでの退団が発表。球団はシーズン中の10月23日に「今シーズンの登板機会がないため」帰国した旨を発表していた。