ニュース 2020.12.21. 08:09

【eBASEBALL】OBの躍動に打線が奮起!西武が阪神との“ネコ科”対決を制す

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©Nippon Professional Baseball / ©Konami Digital Entertainment

オフシーズンに開催される“もうひとつのプロ野球”


 一般社団法人日本野球機構(以下、NPB)と株式会社コナミデジタルエンタテインメント(以下、KONAMI)がタッグを組んで開催している“もうひとつのプロ野球”こと『eBASEBALL プロリーグ』の2020シーズン。15日からは節が変わり、『セ・パe交流戦』が開幕した。

 今年は新型コロナウイルスの影響により、現実のプロ野球では残念ながら開催中止となってしまった、リーグの威信をかけた戦い…。意地とプライドがぶつかり合うだけでなく、昨季もこの『e交流戦』を制したロッテがパ・リーグ王者になっているように、ここでの戦績がペナントレースの行方を左右するというのは、まさに現実のプロ野球と同じだ。


 20日は、セ・パe交流戦:前節の最終日。この日は「DeNA-楽天」「日本ハム-広島」「西武-阪神」の3試合の模様が配信された。


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ハマの新星が魅せた!



 この日の第1カードはDeNAと楽天の戦い。プレイヤーはDeNAがルーキーの辻晴。対する楽天はプロ3年目、昨季リーグ首位打者の井上将旭。プロ初戦を17安打・12得点の大勝で飾った新星・辻が、実力者を相手に見事な勝利を挙げた。

 序盤から両者の好プレーが光る締まった展開。ともにチャンスを作りながらホームを踏むことができず、試合は最終5回へ。DeNAは一死二塁とし、ここで代打・細川成也がライト前に落とす執念の一本。この間に二塁走者が生還し、1-0のサヨナラ勝ち。ルーキー・辻は自身2連勝となった。


ルーキー同士の戦いは…



 第2カードは日本ハムと広島の対戦。プレイヤーは日本ハムが佐藤優太、広島は山本慧。ルーキー同士の対決になった。

 試合は初回から動く。日本ハムは一死満塁のチャンスをつくり、クリスチャン・ビヤヌエバがセンターオーバーの2点適時打。さらに後続の内野ゴロの間にも1点を加え、いきなり3-0とする。

 一方の広島も3回に無死満塁という絶好機を迎えたが、ここは3者連続の内野ゴロ。2点止まりとなると、終盤戦は両軍のリリーフ陣が好投。3-2で日本ハムがリードを守り抜いた。


“ネコ科”対決はキャプテン対決!



 第3カードは西武-阪神。交流戦名物:ライオンとトラの“ネコ科”対決は、プレイヤーは西武が町田和隆、阪神も岸川虎太朗というキャプテン対決となった。

 西武はOB選手の西口文也が先発。初回、内野ゴロの間に1点を失ったものの、2回以降は見事な投球を展開。打線も2回に中村剛也が豪快な一発を放って同点とすると、3回は無死満塁から主砲・山川穂高が特大の満塁弾。この回は5点を挙げ、さらに4回にも1点を追加。7-1とリードを広げた。

 投げては先発の西口が5イニングを投げ抜く完投。OBの好投に打線が応え、西武がe交流戦2勝目を掴んだ。
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