能見が残した背番号14受け継ぐ
阪神は22日、ロッテから自由契約となっていたチェン・ウェイン投手(35)と来季の選手契約を結んだと発表。背番号は今季まで能見篤史投手(現オリックス)が背負っていた「14」に決まった。
チェンは2004年から8シーズンに渡って中日でプレーし、2009年には最優秀防御率のタイトルを獲得。メジャーリーグでの挑戦を経て、今年9月にロッテに電撃加入し、4試合で0勝3敗、防御率2.42。今季限りでロッテから自由契約となっていた。
チェンは球団を通じて「阪神タイガースの一員になることができとても嬉しい気持ちです。タイガースに入団することを決めた一つの理由は、セ・リーグは自分のプロ人生のスタートラインであることです。メジャーに挑戦してからもずっと、いつかこの懐かしい場所に戻って再びプレーすることを願っていました。そして阪神球団の誠意、素晴らしい環境に感動しました。阪神ファンのみなさんから、ずっと応援してもらえるように、優勝めざして頑張ります」とコメント。
セ・リーグ復帰が決め手の一つになったことを明かし、新天地での活躍を誓った。来季は中日最終年の2011年以来10シーズンぶりのセ・リーグ復帰。2021年シーズンは古巣との直接対決やナゴヤ凱旋登板も注目を浴びることになりそうだ。