ニュース 2020.12.24. 08:09

【eBASEBALL】広島が交流戦無敗のロッテを撃破!今季の勝率も5割に復帰

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©Nippon Professional Baseball / ©Konami Digital Entertainment

オフシーズンに開催される“もうひとつのプロ野球”


 一般社団法人日本野球機構(以下、NPB)と株式会社コナミデジタルエンタテインメント(以下、KONAMI)がタッグを組んで開催している“もうひとつのプロ野球”こと『eBASEBALL プロリーグ』の2020シーズン。

 23日はセ・パe交流戦:後節の2日目。この日は「楽天-中日」「広島-ロッテ」「阪神-オリックス」の3試合の模様が配信された。


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“プロの先輩”が見せた意地



 この日の第1カードは楽天と中日の戦い。プレイヤーは楽天が期待のルーキー・荒木颯太。対する中日は2年目の18歳・新井宇輝。今季の個人初勝利を目指す若き2人が激突した。

 試合は立ち上がりから動く。中日がソイロ・アルモンテの適時打で先制に成功するも、楽天は直後に浅村栄斗が逆転2ラン。ともに点を取り合い、楽天のリードでスタートとなる。

 それでも中日は3回に内野ゴロの間に追いつくと、その裏からはOB選手・浅尾拓也をマウンドへ。執念の継投で食らいつき、迎えた最終5回。一死二塁のチャンスで高橋周平が値千金の勝ち越し打。若き才能による激闘は、“プロの先輩”である中日・新井に軍配。これが個人としての今季3戦目にして嬉しい初勝利となった。


カモメを撃ち落とした鯉の主将



 第2カードは広島とロッテの対戦。プレイヤーは広島がキャプテンの伊勢家雄次、ロッテは大石直弥。e交流戦負けなしと好調なロッテに対し、鯉のキャプテンが見事な試合運びを見せる。

 2回、野間峻祥の内野ゴロが相手の失策を誘い、ラッキーな形で先制点を得ると、さらに磯村嘉孝とアレハンドロ・メヒアに適時打が飛び出し、一気に3点を先制。4回にも満塁から堂林翔太と鈴木誠也に適時打が出て、5-0と順調にリードを広げていく。

 投げては終盤の勝負どころをヘロニモ・フランスアから九里亜蓮へとつなぐ継投でロッテ打線をシャットアウト。4安打・完封リレーの快勝で、今季の星を4勝4敗2分の5割に戻した。


ドラフト5球団競合の脇が個人3連勝!



 第3カードは阪神-オリックス。プレイヤーは阪神が脇直希、オリックスは高川悠。交流戦名物の“関西ダービー”は、最後まで目が離せない接戦となった。

 この試合前の時点で2試合を行い、わずかに失点1。見事なディフェンスで連勝してきた阪神の脇は、この日も初回にピンチを招きながらもしのぎ、無失点で立ち上がる。

 すると2回、エンドランで作ったチャンスに内野ゴロで走者を還し、小技で1点をゲット。今日の脇もこの1点で十分だった。

 3回からは小林慶祐、才木浩人とバトンを繋ぎ、最終回は守護神のロベルト・スアレス。まさに虎の子の1点を守り抜く執念の継投でオリックスを3安打完封。“関西ダービー”を制し、脇はこれで個人の連勝も3に伸ばした。

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