ニュース 2020.12.26. 08:09

【eBASEBALL】ロッテと巨人の交流戦V争いは劇的すぎる決着!オリックスは完全試合達成

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©Nippon Professional Baseball / ©Konami Digital Entertainment

オフシーズンに開催される“もうひとつのプロ野球”


 一般社団法人日本野球機構(以下、NPB)と株式会社コナミデジタルエンタテインメント(以下、KONAMI)がタッグを組んで開催している“もうひとつのプロ野球”こと『eBASEBALL プロリーグ』の2020シーズン。

 25日はセ・パe交流戦:後節の4日目。この日は「ロッテ-巨人」「オリックス-中日」「楽天-ヤクルト」の3試合の模様が配信された。


▼ 動画はコチラ



劇的すぎる結末!



 この日の第1カードはロッテと巨人の戦い。プレイヤーはロッテがキャプテンの下山祐躍。対する巨人は坂東秀憲。e交流戦優勝を争う2チームの直接対決は、劇的すぎる結末となった。

 ロッテのキャプテン・下山は今季2試合で無得点と打撃不振。対する坂東は前の試合でパーフェクトゲームを達成するなど投球術が冴えわたっており、この試合もロースコアの勝負になるかと思われていた。

 そんな中、先手を取ったのはロッテ。ピンチをしのいだ直後の2回裏に田村龍弘の適時打と三木亮の内野ゴロの間に2点を奪うと、3回にはレオネス・マーティンの一発で追加点。試合を優位に進めていく。

 ところが、4回に2点を返されると、1点取った直後の最終5回。二死からの連打でピンチを招き、坂本勇人に適時二塁打を浴びて2失点。逃げ切ることができず、4-4と試合を振り出しに戻されてしまった。

 まさかの展開に重苦しいムードが立ち込めかけたが、それを払しょくしたのはレジェンドのバット。OB選手・井口資仁がチアゴ・ビエイラの剛速球を完ぺきにとらえ、右中間スタンドに叩き込むサヨナラ弾。劇勝のロッテはe交流戦の成績を4勝1敗1分として単独トップに浮上。キャプテンの下山は待望の今季初勝利を掴んだ。


▼ 下山祐躍
勝つって大変ですね…。
(これまで点を取れていなかったので)
点をとれたときは全身の力が抜けました。
1点取れば勝てると自分に言い聞かせていたんですが、
それで勝てるほどは、甘くはなかったです。


出た!パーフェクトゲーム



 第2カードはオリックスと中日の対戦。プレイヤーはオリックスが前田恭兵、中日はキャプテンの菅原翔太。2017年のパワプロ全国大会決勝と同じ顔合わせとなった実力者同士の戦いは、オリックスの前田が完全試合の偉業を達成した。

 この日の主役は富山凌雅。現実のプロ野球ではプロ2年目、未だ一軍での勝利がない23歳の左腕だが、この試合では相手の積極策を逆手に取り、打たせて取るピッチングを展開。テンポ良くスコアボードにゼロを並べていく。

 すると打線は4回、ラオウ・杉本裕太郎の一発で2点を先制。均衡を破り、そのままの勢いで最終5回へ。富山はここもダヤン・ビシエドからはじまる打順を3人で片付け、あれよあれよという間に完全試合を達成。オリックスはe交流戦を3勝3敗の五分で終えた。

▼ 前田恭兵
一人ひとり、チームメイトと相談しながら
いい感じで投げられたかなと思います。
早いカウントから打ちにきている感じがあったので、
ボールから入って、そこから組み立てても
いけるなという感覚でした。


待望の初勝利



 第3カードは楽天-ヤクルト。プレイヤーは楽天が村上翔太、ヤクルトは渡部隼人。ルーキー同士の戦いとなった。

 開幕からここまで11試合勝利なしと苦しんでいた楽天。この日も2回に先制を許すも、その裏に代打・銀次を送る勝負策が当たり、2点適時三塁打で逆転。さらに犠飛で1点を加え、3-1とリードを奪う。

 その後も3回裏に3連打で1点を加え、終盤は小刻みな継投へ。最後は森原康平が締め、リードを守ったまま15個目のアウトをゲット。ルーキーの村上はこれがプロ初勝利。チームに12試合目の今季初白星をもたらした。

▼ 村上翔太
安心しました。
なかなかチームとして一勝ができないなかで、
応援してくれている方々に
本当に申し訳ないと思っていたので、
スタートラインとしては
遅いかもしれないですけれど、
一勝できてよかったです。
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