ニュース 2020.12.27. 08:09

【eBASEBALL】西武が交流戦V争いに浮上!ロッテの連覇か、西武が差し切るか…

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©Nippon Professional Baseball / ©Konami Digital Entertainment

オフシーズンに開催される“もうひとつのプロ野球”


 一般社団法人日本野球機構(以下、NPB)と株式会社コナミデジタルエンタテインメント(以下、KONAMI)がタッグを組んで開催している“もうひとつのプロ野球”こと『eBASEBALL プロリーグ』の2020シーズン。

 26日はセ・パe交流戦:後節の5日目。この日は「ソフトバンク-広島」「日本ハム-阪神」「西武-DeNA」の3試合の模様が配信された。


▼ 動画はコチラ



序盤から点の取り合い!



 この日の第1カードはソフトバンクと広島の戦い。プレイヤーはソフトバンクがルーキーの原健四郎。対する広島はプロ3年目、一昨年の打撃二冠王・倉前俊英。試合は序盤から大きく動く乱打戦となった。

 先制したのはe交流戦優勝争い真っ只中の広島。いきなり3連打で満塁のチャンスをつくると、堂林翔太の内野ゴロの間に先制点を挙げ、アレハンドロ・メヒアの適時打で2点をゲット。

 しかしその裏、ソフトバンクは無死一塁から柳田悠岐の2ランであっという間に同点。試合を振り出しに戻すと、上林誠知の安打に続いてアルフレド・デスパイネが勝ち越し2ラン。4-2と試合をひっくり返した。

 3回にも3点を失った広島は、4回に堂林の一発で反撃の狼煙を挙げると、一気の3得点で2点差。ところが、なおもチャンスに西川龍馬の放った安打性の打球は、センターの上林がファインプレーでアウト。押せ押せムードが一転、攻撃終了となり、試合はそのまま終了。ソフトバンクが7-5で逃げ切って快勝。広島はe交流戦優勝争いから脱落した。


“プロ3年目”お馴染みの2人の意地



 第2カードは日本ハムと阪神の対戦。プレイヤーは日本ハムが及川裕也、阪神は森翔真。ともにチームひと筋3年目の実力者同士のマッチアップとなった。

 試合は2回終了で0-0という静かな立ち上がり。均衡を破ったのは日本ハム。3回、二死ながら一・二塁のチャンスをつくると、大田泰示が完ぺきにとらえる3ラン。先制に成功する。

 しかし、直後の4回表。阪神は中谷将大の適時打で反撃開始。さらに代打のジャスティン・ボーアが適時打を放って1点差とし、一死一・三塁からダブルスチール。一塁走者はアウトとなるも、その間に三塁走者が本塁を陥れ、3得点で3-3。試合が振り出しに戻る。

 結局、最終5回は両者得点なし。試合はそのまま引き分けで終わった。


優勝戦線に名乗り!



 第3カードは西武-DeNA。プレイヤーは西武がルーキーの毛利隼也、DeNAはキャプテンの河合祐哉。前の試合でプロ初勝利を挙げた獅子のルーキーが、勢いそのままにこの試合でも躍動する。

 ともにe交流戦優勝の可能性を残したプレッシャーのかかる展開ながら、西武は初回に外崎修汰の2ランで幸先よく先制。守ってもピンチこそつくりながらも要所を締め、4回までゼロを並べていく。

 すると4回裏、頼れるベテラン・中村剛也のひと振りで追加点。3-0とすると、4回からは現実のプロ野球で新人王に輝いた平良海馬が完ぺきな投球できっちりと試合をクローズ。快勝した西武は優勝の可能性を残し、27日の最終節を迎えることとなった。
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