セ導入すれば「プラスマイナスある」
東映、巨人などで活躍した野球評論家の張本勲氏(80)と、元メジャーリーガーの上原浩治氏(45)が27日、TBS『サンデーモーニング』の人気コーナー「週刊御意見番」にリモート出演し、ソフトバンクの日本シリーズ4連覇とセ・リーグの指名打者制度導入についてコメントした。
上原氏は「どうしたらいいんですかね。ソフトバンクが強いなというのは皆さんが思ってることですし、他の11球団がどうにかして勝ちたいと思わないと、このまま続くと思いますね」と話し、「いろいろな策はあると思うんですけど、なにかを変えないと変わってこないと思う。DH制もそうですし、ドラフト制やFAとか。いろいろ考えるところがあるとは思うんですけどね」と、DH制に限らず度々話題になる球界改革の可能性について言及した。
一方、張本氏は「私は反対ですね。やっぱり9人でやるべきで、ピッチャーがバッターボックスに立っても、これはこれで長年の歴史があるから、私はDH制は反対」と持論を展開。
続けて「野手が育つといったってね、今度は守ったり肩のいい選手が出られなくなる。両方プラスマイナスあるんですよ。できれば9人でセ・リーグはやってもらいたいと思います」と現行制度の尊重を提言した。