積極補強のパドレスが左右のエースを獲得か

　アメリカの主要メディアは28日（日本時間29日）、カブスのダルビッシュ有投手（34）が複数選手とのトレードでパドレスに移籍することを報じた。

　カブス、パドレスの両球団からは発表されておらず、ダルビッシュ本人も「自分のトレードが確定したみたいな情報が有力な筋から出てきだしたけど、自分の携帯は鳴りません」とツイートしていたが、決定となればダルビッシュにとっては、レンジャーズ（2012～17年）、ドジャース（2017年）、カブス（2018～20年）に続くMLBでの4球団目のチームとなる。

　パドレスはすでに、レイズから2018年のサイ・ヤング賞左腕のブレイク・スネル投手（28）をトレードで獲得。さらに、韓国プロ野球（KBO）で30本塁打、打率.306という成績を残した金河成選手（25）の獲得に関しても合意するなど、積極的な補強を続けていた。

　今回のトレードでは、カブスからダルビッシュと、専属捕手となっているビクトル・カラティニ選手（27）がパドレスへ。パドレスからは、先発右腕のザック・デービーズ投手（27）に加えて4名の若手有望株がカブスへ移籍することになりそうだ。