ニュース 2021.01.01. 00:00

着実にチーム力を高めているロッテ 2021年こそリーグ制覇へ!

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ロッテナイン=ZOZOマリン(C) Kyodo News

2021年へ


 2020年が終わり、いよいよ2021年がスタートした。ロッテは1974年以来となる勝率1位でのリーグ制覇、そしてCS制覇、2010年以来の日本一を目指し戦っていく。

 昨季を振り返ると、新型コロナウイルス感染が拡大しプロ野球の開幕が3カ月遅れ、公式戦も143試合から120試合に減少、開幕直後は無観客で開催されるなど、選手、ファンともに例年以上に難しい戦いが強いられた。

 そんな中で、マリーンズは開幕2カード目のオリックス戦に6連戦6連勝するなど好スタートを切ると、8月(.667)と9月(.577)は月間リーグトップの勝率を誇り、シーズン終盤まで王者・ソフトバンクと優勝争いを演じた。最終盤に息切れした形となったが、それでも13年ぶりに2位となりクライマックスシリーズ進出を果たした。

野手陣の底上げは必要不可欠


 リーグ優勝が手に届くところまできている。リーグ制覇するためにも、野手陣でいえば、井口監督就任後、レギュラーで起用されてきた井上晴哉、中村奨吾、藤岡裕大、田村龍弘の4人の成績向上、レベルアップが必要不可欠だ。

 中村奨は今季からチームキャプテンに就任。井口監督も「(中村)奨吾にはチームの先頭に立って、存在感を見せて欲しいと思っています。責任感も強いし、いつもチームの事を最優先に考える自覚もあるので彼ならチームを引っ張ることが出来ると思っています。まだまだ一回りも二回りも大きくなれる選手だし、本人もそうなりたいとつねに思っている」と期待を寄せる。中心選手として背中で、そして成績でマリーンズを引っ張っていきたい。井上、藤岡、田村も競争を勝ち抜き、成績面で誰もが認める中心選手となれるかどうかで、チーム力が変わってくる。

 そして若手組がどれだけ中堅、ベテランの選手たちを脅かせるかも大きなポイント。4年目を迎える安田尚憲は、昨季1年間一軍でプレーし、4番で87試合に出場するなど、一軍の舞台を経験した。“サード”のポジションを不動のモノにしたときには、中心打者への階段を登っていることだろう。

 昨季新型コロナウイルス感染で多くの選手が離脱した10月に一軍昇格し、プロ初本塁打を含む2本の先頭打者本塁打を放つなど、シーズン最終盤で存在感を見せた3年目を迎える藤原恭大も、熾烈な外野手争いを勝ち抜き、レギュラーポジションを掴みたい。近い将来、安田、藤原が打線の中心になることは間違いない。安田、藤原にはその足がかりとなる1年にしたいところだ。

 代走の切り札としてチームトップの23盗塁をマークした和田康士朗、“打てる捕手”として代打で打率.310を記録した佐藤都志也、ファームで打率2位の.344だった高部瑛斗といった若手選手たちも、チームの底上げという意味ではどんどん結果を残していきたい。

若き投手陣の上積みに期待


 投手陣でいえば、二木康太、小島和哉、岩下大輝、小野郁の昨季以上の上積みに期待したい。先発陣は美馬学、石川歩といった実績組に続く存在となっているのが、現時点では昨季自己最多の9勝を挙げた二木、規定投球回にわずかに届かなかったものの先発ローテを1年間守った小島、木曜日の男としてシーズン自己最多の7勝をマークした岩下の3人だ。

 彼らがシーズン通してローテーションを守って規定投球回に到達し、2桁勝利を挙げることができれば、チームの白星は増える。反対に彼らが不安定な投球を続け、2019年までのようにシーズン通して固定できる先発が少なくなると、その他の先発陣の台頭が少なければ、チーム状況が苦しくなる可能性もある。美馬、石川に続く、先発3番手、4番手の出来がリーグ制覇するうえで、重要になっていきそうだ。

 救援陣は“勝利の方程式”と呼ばれる唐川侑己、ハーマン、澤村拓一、益田直也の4人は30代と年齢がやや高め。年齢で野球をやるわけではないが、そこに今年の10月で25歳を迎える小野が、勝ちパターンに割って入っていきたいところ。昨季はビハインドゲームを中心にシーズン自己最多の40試合に登板し、防御率3.23。8月以降は26試合に登板して、防御率2.22の成績を残した。昨季8月以降に見せた安定した投球を今季はシーズン通して披露することができれば、勝ちパターンの層は昨季以上に厚くなる。

 井口監督が就任してから5位→4位→2位と着実にチーム力を高めている。就任4年目となる今季こそ、秋に歓喜の瞬間を迎えたい。

文=岩下雄太

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