ニュース 2021.01.03. 08:09

【eBASEBALL】優勝への執念!首位・ソフトバンクが涙の難敵撃破

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©Nippon Professional Baseball / ©Konami Digital Entertainment

オフシーズンに開催される“もうひとつのプロ野球”


 一般社団法人日本野球機構(以下、NPB)と株式会社コナミデジタルエンタテインメント(以下、KONAMI)がタッグを組んで開催している“もうひとつのプロ野球”こと『eBASEBALL プロリーグ』の2020シーズン。

 2日はeペナントレース第4節の2日目。この日は「日本ハム-西武」「ロッテ-楽天」「オリックス-ソフトバンク」「中日-ヤクルト」「DeNA-巨人」「広島-阪神」の計6試合の模様が配信された。


“指神”が2年ぶりに負けた日

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 パ・リーグの第1カードは日本ハムと西武の対戦。日本ハムは負ければeクライマックスシリーズの出場権がなくなり、西武は引き分けでもAクラスが確定するという一戦は、日本ハムのルーキー・佐藤優太が意地を見せた。2回に先制を許したものの、3回裏に中島卓也の適時打で同点。さらに中田翔に勝ち越し弾が飛び出し、3-1と逆転に成功。ワンチャンスをモノにし、日本ハムが崖っぷちで踏みとどまった。

 第2カードはロッテと楽天。静かに始まった試合は3回までスコアレス。4回、楽天はステフェン・ロメロの一発で均衡を破るも、その裏にロッテも安田尚憲の犠飛で同点。1点を取り合い、5回は両者無得点。1-1の引き分けで終わった。

 第3カードは首位・ソフトバンクと3位・オリックスによる注目の一戦。オリックスは昨シーズンの「ベストプロリーグプレイヤー」、ここ2シーズン負けのない“指神”こと指宿聖也でカード勝ち越しを狙いに来たが、このプレッシャーをソフトバンクの大上拓海は見事に跳ね返す。初回、1番で起用したジュリスベル・グラシアルのソロで幸先よく先制すると、2回にもグラシアルが適時打。4回には代打起用のウラディミール・バレンティンがソロを放ち、リードを広げていく。また、守っても2回・3回のピンチをしのぎ切ると、4回・5回は無安打に封じて3-0の快勝。追いかけられるプレッシャーの中で難敵に土を付け、ソフトバンクがリーグ制覇に向けて一歩前進した。







負けないハマのスーパールーキー

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 セ・リーグの第1カードは中日とヤクルトの対戦。初戦を落としたヤクルトは初回に廣岡大志の適時打で先制。さらに山田哲人の犠飛でもう1点を加え、初回から2点のリードを奪う。その後は走者を背負いながらも得点は許さない粘りの投球で、初回のリードを守り抜いて2-0の勝利。ヤクルトのルーキー・渡部隼人はプロ4戦目で嬉しい初勝利を掴んだ。

 第2カードはDeNAと巨人の首位攻防戦。重要な一戦を託されたハマの新星・辻晴がこの日も魅せる。0-0で迎えた3回裏、内野ゴロの間に待望の1点を挙げると、4回表に追いつかれたものの、その裏にホセ・ロペスのソロですぐに勝ち越し。5回表は守護神・三嶋一輝がピシャリと締め、スリリングな接戦に勝利。辻はプロ5戦目も勝って今季の成績を4勝1分としている。

 第3カードは広島と阪神。昨季まで広島でプレーしていた阪神の徳田直也が、古巣からプロ初勝利を挙げた。2回にスクイズで先取点を奪うと、5回には大山悠輔の一発と梅野隆太郎の適時打で追加点。守っては昨季のチームメイトを1安打に封じ、3-0の快勝。徳田は昨季から数えてプロ通算9試合目で、待望の初白星を掴んだ。







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