わずか5カ月で神奈川退団も「最高の財産になりました」
かつて巨人と西武でプレーした高木勇人投手(31)が昨年途中まで在籍したメキシコリーグのユカタン・ライオンズに再び移籍する。所属元のBCリーグ・神奈川フューチャードリームスが4日、高木の退団及び移籍を発表した。
高木は三重・海星高校から社会人の三菱重工名古屋を経て2014年のドラフト3位で巨人に入団。2017年オフに野上亮磨投手のFA移籍に伴う人的補償で西武へ移籍するも、在籍2シーズンでわずか1勝に終わり、2019年限りで戦力外通告を受け自由契約に。年が明けた2020年1月にメキシコのユカタン・ライオンズとの契約合意が発表されたが、新型コロナウイルスの影響で2020年シーズンが中止となり、昨季はBCリーグ参入1年目の神奈川に8月から加入し、7試合登板で2勝1敗、防御率5.11を記録していた。
高木は球団を通じて「昨年は優勝した時、歓喜の輪の中に入れた事に感謝しています。今年はまたメキシコに帰って頑張ります!!神奈川フューチャードリームスの連覇を1番のファンとして応援しています!神奈川県の事がどんどん好きになり、気が付いたら住む場所になっていました。そんな神奈川県のチームに入って野球が出来た事、沢山の最高の方々に出会えた事、最高の財産になりました!!本当にありがとうございました」と神奈川への感謝のコメント。自身のブログでも「いろんな経験してまた日本に帰ってきます。頑張ります」と思いを綴った。