地元・九州の新リーグで現役続行
今年3月に開幕を予定している九州独立プロ野球リーグの熊本・火の国サラマンダーズは6日、横浜とソフトバンクで活躍した吉村裕基選手(36)と「選手兼コーチ」契約を結んだと発表した。
吉村はNPB通算131本塁打をマークしたスラッガー。東福岡高から2002年ドラフト5巡目で横浜(現DeNA)に入団すると、06年からは3年連続20本塁打以上をマークするなどパンチ力を武器に活躍した。13年のソフトバンク移籍後は出場試合数を減らし、18年シーズン終了後に戦力外通告。19年はオランダのデ・フラスコニンフ・ツインズ、2020年は沖縄の琉球ブルーオーシャンズに所属し、契約満了を経て昨年11月に琉球を退団していた。
【新入団内定選手兼コーチ】
— 【公式】火の国サラマンダーズ 🦎 (@KpbProject) January 6, 2021
この度、火の国サラマンダーズは吉村裕基氏と選手兼コーチ契約を結んだことをご報告させていただきます。
また、背番号が8に決定した旨も重ねてご報告させていただきます。 pic.twitter.com/KyHx03BRpk
「九州独立プロ野球リーグ」は昨年設立され、2021年3月に開幕予定の新リーグ。現時点では火の国サラマンダーズ(熊本)と大分B-リングス(大分)の2球団で構成されており、3月以降は2チームによる直接対決と、ソフトバンク三軍、琉球ブルーオーシャンズ、四国アイランドリーグplusの球団と交流戦を実施する予定とのこと。
なお、吉村が加入した火の国サラマンダーズは昨季限りで現役を引退した元ロッテの細川徹氏(41)、大分B-リングスは巨人、ダイエー、ヤクルト、近鉄でプレーした廣田浩章氏(56)が初代監督に就任している。