ニュース

DeNAの新人合同自主トレで“番長監督”がルーキーたちに金言「逆算する習慣を」

無断転載禁止
新人合同自主トレを見守るDeNA三浦監督

指揮官から新人へのアドバイス


 横浜DeNAベイスターズ期待のルーキー7名が8日、『DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKA』で新人合同自主トレーニングをスタートさせた。


 気温2度と冷え込むグラウンドで、練習前に三浦大輔監督が2つの訓示を述べた。1つは「まずケガをしないこと。そのためにケガをしない身体を作ること」。2つ目は「逆算する習慣を付けること」だ。

 特に2つ目に関しては「みんな目標を持ってきていると思うが、年間目標、月の目標、1週間の目標、その日の目標。逆算していけば、何時に起きて、何時に朝食をとって、8時に練習だったら、何時にグラウンドに来ないといけないか。そうなると何時に寝ないといけないのか。そういった逆算する習慣をつけて下さい。習慣付けできれば、いま現在何をしないといけないのかが自ずと見えてくる。常に考えてやっていくように」と力説した。

 練習を見守った三浦監督は「ルーキーはこの時期、張り切ってオーバーワークしがちなので、現状を把握してやるべきことをしっかりと、一日一日を無駄にしないように」と挨拶の意味を説明し、「全員しっかりグラウンドで動けていた。別メニューもいなかった。全員元気だったのでひと安心。みんな目は輝いていた」と安堵の表情を見せた。

 一軍キャンプのメンバーは「イメージはある」としながら、決定はこれからになることを強調。「動けているか、元気かどうか、ちょくちょく見に来る」と語り、自主トレでの“番長チェック”を継続していく意向だ。


ドラ1・入江は早くも逆算?!


 ドラフト1位の入江大生投手は練習後、「テレビで見ていたメディアの数と差があった」と、緊急事態宣言後でマスコミが少ない状況に驚きながらも、「いい意味で緊張感があまりなくできた」と初めての練習を振り返った。

 満足気な表情で「キャッチボールは4割から5割程度の半分くらいの力、気温も低いので抑えて抑えて投げた。初日なので張り切り過ぎずにできたと思います」と語るなど、ルーキーらしからぬ落ち着きを見せる入江だが、三浦監督と仁志敏久二軍監督の前で行うキャッチボールには「ずっと見られている感覚で、緊張感バリバリ持ってました」と初々しい一面も披露。

 さらに三浦監督の金言を受け、「キャンプで自分の持っている力を出せるようにしたいので、自主トレでブルペンに入れるくらいの肩を作る」「試合前日には消化のいいうどんやパスタを食べたり、試合前に張りを作らないようにウエイトをしたり、逆算しながら練習していきたい」と述べ、さっそく番長の教えを実践していく考えだ。

 寮生活も3日目を迎え、昨夜は「牧(秀悟/ドラフト2位)とランニングやキャッチボール、ティーバッティングをした。設備、食事、環境と全ていい所。早く慣れて自分のレベルアップに勤めていきたい」と目を輝かせ、即戦力として期待されるドラ1として「やはりキャンプは一軍でという思いはある。ケガせず成長に繋げていきたい」と今後の目標を口にした。

 合同自主トレは8日から29日までDOCKで行われ、2月からは沖縄でのキャンプへと移っていく。若武者はそれぞれの野望を持ち、番長監督と共に新たな航海をスタートさせる。


取材・文=萩原孝弘(はぎわら・たかひろ)
ツイート シェア 送る

もっと読む

  • ALL
  • De
  • 西