ニュース 2021.01.09. 08:09

【eBASEBALL】パはソフトバンクが初優勝!一軍・二軍につづく栄冠

無断転載禁止
©Nippon Professional Baseball / ©Konami Digital Entertainment

オフシーズンに開催される“もうひとつのプロ野球”


 一般社団法人日本野球機構(以下、NPB)と株式会社コナミデジタルエンタテインメント(以下、KONAMI)がタッグを組んで開催している“もうひとつのプロ野球”こと『eBASEBALL プロリーグ』の2020シーズン。

 8日はパシフィック・リーグ第5節の2回戦。「オリックス-ロッテ」「楽天-日本ハム」「西武-ソフトバンク」の3試合の模様が配信された。


▼ 動画はコチラ



オリックスは好調・前田が今季4勝目



 この日の第1カードはオリックスとロッテの対戦。この試合では、過去2シーズン苦しい戦いを強いられていた“元パワプロ王者”のオリックス・前田恭兵がバッティングで輝きを放った。

 初回に1点を失ったものの、2回に下位打線がつながって一挙3点。試合をひっくり返すと、3回には後藤駿太の一発で3得点。さらに4回には吉田正尚・T-岡田・杉本裕太郎のソロ3発でまたも3得点。9-1と大きくリードを広げる。

 結局、終わってみれば10安打で9得点。自己最多となる1試合4発で快勝した前田は、レギュラーシーズンの最終戦も白星で締めくくり、これで今季は4勝1敗と3つの勝ち越し。ポストシーズンに向けて弾みをつけた。


▼ オリックス・前田恭兵
今日はようやく自分がやりたいと思っていたような
打撃ができたかなという試合になりました。

(4回の1イニング3本塁打についても)
打てそうな気がしていました。


ルーキーが今季最終戦で初星



 第2カードは楽天と日本ハムの対戦。楽天のプレイヤーはドラフト1位で今季から加入した荒木颯太。オンライン予選トップ通過の実力で注目を浴びながら、ここまでは4戦全敗と苦しいシーズンを送っていたが、最後のチャンスを見事に掴む。

 初回に一発で1点を失うスタートも、2回裏に島内宏明のソロで同点に追いつくと、さらに代打のステフェン・ロメロが勝ち越し2ラン。采配も冴え、3-1と試合をひっくり返す。

 4回に1点差に迫られたものの、直後に代打・銀次の適時打で加点。最後は松井裕樹で締めくくって逃げ切り、楽天が4-2で勝利。荒木は今季の最終戦でうれしいプロ初勝利を挙げた。


▼ 楽天・荒木颯太
(念願の初勝利について)
よかったです…。
第1節、 第2節と、感触はよかったんですけど
相手が強すぎてなにもできませんでした(苦笑)

(2回の勝ち越し弾について)
振るしかないと思って
振りにいったらいい結果につながりました。


やっぱり鷹は強かった



 第3カードは西武-ソフトバンクの優勝争い直接対決。終盤に来て西武の粘りにあったソフトバンクだったが、なんとか押し切る形でeBASEBALLの世界でも栄冠を掴んだ。

 プレイヤーの大上拓海にとっては昨季までプレーした古巣との戦い。勝って優勝を決めたいところだったが、OB選手・西口文也の攻略に苦しみ、なかなかチャンスを作ることができない。

 それでも、この日は古谷優人から髙橋純平につなぐリレーで西武打線を3回までゼロに抑えると、4回に幸運が舞い込んでくる。二塁打の栗原陵矢を三塁に進めて得点機を迎えると、なんと相手のバッテリーエラーで先制のホームイン。意外な形で先制点を手にする。

 結局、得点はこの1点のみだったが、4回から甲斐野央、そして千賀滉大とつなぐ決死のリレーで、最後はリバン・モイネロが締めて1-0の辛勝。この瞬間、ソフトバンクのリーグ優勝が決定した。


▼ ソフトバンク・大上拓海
いやあ…最高以外に何も言葉が見つからない気持ちです。
試合展開的には苦しい展開でしたが、
耐えることができてよかったです。
決勝点がパスボールという形で、
できれば自分で打点を挙げたかったですが、
勝てたらなんでもいいという
気持ちだったので本当にうれしいです。




ポスト シェア 送る

もっと読む

  • ALL
  • De
  • 西