東映、巨人などで活躍した野球評論家の張本勲氏（80）と、ソフトバンクの王貞治会長（80）が10日、TBS『サンデーモーニング』の人気コーナー「週刊御意見番」にリモート出演し、2020年シーズンのソフトバンク日本一に言及した。

　巨人との日本シリーズを2年連続スイープで制したソフトバンクについて、張本氏は「強すぎるというより、まわりが良くないよね。しっかりしないと…」とコメント。4連覇を許した側の11球団の奮起を求めた。

　一方で、最強軍団の“中の人”である王会長は「確かに日本シリーズの成績だけを見ると一方的なんですけど、シーズンを見るとかなりソフトバンクも苦戦してる」と昨季も厳しい戦いを乗り越えての日本一だったことを強調。

　セ・パのリーグ間格差についても「シリーズだけをみてソフトバンクが強いとか、セントラルが弱いとかいうことは言えないと思う」と話した。