10日、渡部(左端)ら新人選手を激励する西武の辻監督(右端)=埼玉県所沢市

◆ ドラ1・渡部は“よくばらず”

 西武の新人合同自主トレが10日にスタートし、視察に訪れた辻発彦監督とドラフト1位・渡部健人選手がオンライン取材に応じた。

 辻監督は新人選手たちに向けて「ライオンズの一員として、責任という部分を心の中において、ここにいるみんながライバルだから、環境の整ったところでしっかりと自覚してやってください」とのメッセージと、「注目される中で飛ばしすぎないように、自分の体と相談しながら一線を超えないように」とのアドバイスを送ったことを明かしつつ、「今年からでも戦力になってもらえたら」と期待を寄せた。

 今後は、自身も機会を見ながら足を運ぶことを明かしつつ、「毎日見ているコーチの報告を受けながら、どこまでできるのか、一軍のキャンプに入っていけるのかということろ見ながら、1人でも2人でも連れていける選手がいれば」と、キャンプメンバーの振り分けを決定するコーチ会議まで選手たちの状態を追いかけながら見極めていく。

 また、正月太りが話題となったドラフト1位・渡部に関しては「太ってないんじゃないの、あれ(笑) 12月に会った時からあまり変わってないんじゃないか。元々サバを読んでたんじゃないの?(笑)」と笑顔を見せつつ、「まだまだ大きい壁がたくさんあるので、チーム内の競争を勝ち抜いて、将来的にレギュラーとして出れるような、チームを引っ張っていくような選手になってもらいたい」とエールを送った。

 その渡部は、大学最後の試合(関東地区大学選手権の創価大戦)で三塁カメラ席に飛び込んだ肩を打ったこともあり、ランニングやバッティングは行っているものの大事をとってノースローでメニューを消化。ネットスローは始めているものの、トレーナーと相談しながら「大事をとって今は焦らず」調整している段階だ。

 多くの首脳陣が見守る中でのスタートとなったが、渡部が「緊張感もありましたけどリラックスしてできた」と振り返った通り、和気あいあいとした雰囲気の中でメニューを消化。「自分のペースでやっていってキャンプに向けてベストな状態に持っていければ」と意気込んだ。

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