ポスティングシステムを利用してメジャー挑戦を目指していた巨人のエース・菅野智之は今季も巨人でプレーする。
昨季は14勝2敗、防御率1.97という成績を残し、リーグ連覇に大きく貢献。1人で貯金を「12」作った。ショウアップナイター解説陣も昨年の中継中に菅野の投球を高く評価した。
7月3日の中日戦で9回1安打完封で2勝目をあげた投球に、同日の中継で解説を務めた山本昌氏は「9回は投げていて楽しかったんじゃないですかね。1安打がもったいなかったなと。それぐらい凄かったです」(7月3日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-中日』)と絶賛。
またこの中継中に山本氏は「今年フォームを変えてきて手探りな部分もあると思うんですけど、自分が疲れてきたり、少しやられ始めたときにどう立て直すか、これから色々探っていくんだと思いますね。ただ昨年(2019年)から少し形が崩れていたんですけど、今年(2020年)は良い時の菅野くんに近づいてきているなという感じ」と話したように、圧倒的な投球内容を見せた。
今季3度目の完封勝利を挙げた8月18日の阪神戦の投球に同日放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-阪神戦』で解説を務めた江本孟紀氏は菅野について「素晴らしい内容ですよね。阪神打線も決して絶不調ではありませんから、ひとつ間違えれば打たれるというバッターがいた中で、完璧に近いピッチングですよ。前半は球数が多くてしんどかったんですけど、中盤から球も安定し始めて、素晴らしいピッチングですよね」と手放しで褒めた。
9勝目を挙げた8月25日のヤクルト戦では、初回にいきなり2点を失ったが、2回以降は抜群の安定感を見せ、7回を2失点にまとめた。この投球に江本氏は「私はあんまり経験ありませんけど、連勝していると投手は不安なんですよ。ただ、やられる不安を全く感じさせない。1回だけですもん。あの辺のギアの入れ方は半端ないですよ。最後の方は大体落ちてくるもんですけど、最後になっても初回と変わらない球を投げられる力を持ったピッチャー」(8月31日に放送された『ショウアップナイタープレイボール』)と絶賛した。
9月8日の中日戦で7回無失点に抑え10勝目を挙げた試合で解説を務めた井端弘和氏は、「何回か菅野投手でもピンチはあると思いますけど、そこをきっちり抑えているからここまで勝てていると思います。たとえ、先に相手に点を与えても、それ以上与えないというピッチングを心がけていると思います」(9月8日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 中日-巨人戦』)と分析。
シーズンで14勝を挙げた菅野だったが、ソフトバンクとの日本シリーズでは第1戦に先発するも栗原陵矢に2ランを打たれるなど、6回4失点で降板。第1戦でショウアップナイターの解説を務めた江本氏は本塁打を打たれた菅野に「ボールが立ち上がりから高めに抜け気味だと。押さえがもうひとつ効いていないところがホームランを打たれましたよね。スライダー系でしょう。高めに抜けましたよね。菅野がやられるときは、スライダーの抜け球、ちょっと高めにね。左バッターの外に抜けてくるんですよね。外から中にずっと入ってくる。シーズン中にやられるボールはああいう球ですよね」と指摘していた。
2012年以来の日本一を目指すためにも、菅野が今季も“エース”として引っ張っていく活躍が期待される。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
昨季は14勝2敗、防御率1.97という成績を残し、リーグ連覇に大きく貢献。1人で貯金を「12」作った。ショウアップナイター解説陣も昨年の中継中に菅野の投球を高く評価した。
7月3日の中日戦で9回1安打完封で2勝目をあげた投球に、同日の中継で解説を務めた山本昌氏は「9回は投げていて楽しかったんじゃないですかね。1安打がもったいなかったなと。それぐらい凄かったです」(7月3日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-中日』)と絶賛。
またこの中継中に山本氏は「今年フォームを変えてきて手探りな部分もあると思うんですけど、自分が疲れてきたり、少しやられ始めたときにどう立て直すか、これから色々探っていくんだと思いますね。ただ昨年(2019年)から少し形が崩れていたんですけど、今年(2020年)は良い時の菅野くんに近づいてきているなという感じ」と話したように、圧倒的な投球内容を見せた。
今季3度目の完封勝利を挙げた8月18日の阪神戦の投球に同日放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-阪神戦』で解説を務めた江本孟紀氏は菅野について「素晴らしい内容ですよね。阪神打線も決して絶不調ではありませんから、ひとつ間違えれば打たれるというバッターがいた中で、完璧に近いピッチングですよ。前半は球数が多くてしんどかったんですけど、中盤から球も安定し始めて、素晴らしいピッチングですよね」と手放しで褒めた。
9勝目を挙げた8月25日のヤクルト戦では、初回にいきなり2点を失ったが、2回以降は抜群の安定感を見せ、7回を2失点にまとめた。この投球に江本氏は「私はあんまり経験ありませんけど、連勝していると投手は不安なんですよ。ただ、やられる不安を全く感じさせない。1回だけですもん。あの辺のギアの入れ方は半端ないですよ。最後の方は大体落ちてくるもんですけど、最後になっても初回と変わらない球を投げられる力を持ったピッチャー」(8月31日に放送された『ショウアップナイタープレイボール』)と絶賛した。
9月8日の中日戦で7回無失点に抑え10勝目を挙げた試合で解説を務めた井端弘和氏は、「何回か菅野投手でもピンチはあると思いますけど、そこをきっちり抑えているからここまで勝てていると思います。たとえ、先に相手に点を与えても、それ以上与えないというピッチングを心がけていると思います」(9月8日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 中日-巨人戦』)と分析。
シーズンで14勝を挙げた菅野だったが、ソフトバンクとの日本シリーズでは第1戦に先発するも栗原陵矢に2ランを打たれるなど、6回4失点で降板。第1戦でショウアップナイターの解説を務めた江本氏は本塁打を打たれた菅野に「ボールが立ち上がりから高めに抜け気味だと。押さえがもうひとつ効いていないところがホームランを打たれましたよね。スライダー系でしょう。高めに抜けましたよね。菅野がやられるときは、スライダーの抜け球、ちょっと高めにね。左バッターの外に抜けてくるんですよね。外から中にずっと入ってくる。シーズン中にやられるボールはああいう球ですよね」と指摘していた。
2012年以来の日本一を目指すためにも、菅野が今季も“エース”として引っ張っていく活躍が期待される。
(ニッポン放送ショウアップナイター)