コンバートし再出発
さわかみ関西独立リーグの堺シュライクスは17日、元巨人の村上海斗選手(25)が入団したことを発表した。
村上は北照高から奈良学園大を経て2017年のドラフト7位でプロ入りした京都出身の外野手。189センチ・95キロの恵まれた体格と高い身体能力が評価されて巨人入りしたものの、在籍3シーズンで一軍出場がないまま昨年限りで自由契約に。昨年12月に行われた12球団合同トライアウトでは3打数3三振1四球に終わっていた。
年が明けて地元・近畿の独立リーグから再出発することが決まったが、新天地での登録ポジションは「投手」。村上は球団公式サイトを通じて「投手としてプロを目指す中でまずはしっかり実戦を積み、1年間投げ続ける!!」と、NPB復帰を目指し腕を振る決意を示した。
堺シュライクスは元近鉄の大西宏明氏が監督を務め、NPB通算12勝45ホールドを挙げた元横浜の藤江均氏がコーチを務める前年王者。今年がリーグ参戦3年目の球団で、未だドラフトを経てNPB入りした選手はいない。