先発ローテ補強へ
西武は21日、元MLBカブスの長身左腕、マット・ダーモディ投手(30)を獲得したと発表。背番号は98に決定した。
ダーモディは196センチ・102キロの上手投げサウスポーで、150キロ前後のファストボールに130キロ台のスライダーとチェンジアップを組み合わせた投球スタイル。2016年にブルージェイズでメジャーデビューを果たし、昨季はカブスで1試合に登板。メジャー通算では29試合(26回1/3)に登板して2勝0敗1ホールド、防御率5.13の成績だった。
渡辺久信ゼネラルマネージャーは「球が強いのが特徴で、かつ日本の野球にアジャストしそうなタイプの投手です。リリーフでも実績はありますが、左の先発投手として期待しています」とローテ候補として期待。
入団決定を受けダーモディは「埼玉西武ライオンズの一員になることができて大変光栄です。私の最大の目標は、ライオンズが日本一を勝ち取れるようチームに貢献することです!」と球団を通じてコメントを発表した。
昨季は同じくサウスポーのショーン・ノリンを迎え入れたが、5試合登板で1勝2敗に終わり、同年限りで退団。髙橋光成、松本航、ザック・ニールらに続く先発ローテーションの一角として期待が高まる。