変化量は130度!
2021年3月のグランドオープンに向け、西武の本拠地メットライフドームエリアのボールパーク化が日々進行している。
改修計画の目玉のひとつ、三塁側に誕生する約1000m2の屋外こども広場『テイキョウキッズフィールド』内には、5.5メートルの高さから左に急転換しながら曲がり落ちていくローラースライダーの姿がお目見え。ちなみに、ローラースライダーの変化量は「130度」とキレ味は抜群だ。
これには、現役時代に鋭く曲がり落ちるスライダーを武器に通算182勝を積み重ねた西口文也コーチも「俺のスライダーより全然曲がるやん」と目を丸くさせ、「子どもは楽しいだろうね。こんなに高いところからボールパーク全体を見渡しながら滑り下りるのは気持ちいいでしょ」と笑顔を見せた。
さらに西口コーチは「僕の現役時代から本当に変わっていく。屋根がついて、球場が広くなり、そして球場内とその周辺も一気に変わっていく。でも当時の雰囲気を残しつつね。本拠地であるメットライフドームがこうして変わっていくことはとても誇らしい」と続け、約2カ月後に迫ったグラウドオープンに期待を寄せていた。