景色が変わってもファンの存在は変わらない!
今年3月のグランドオープンに向けて着々と衣替えを進めている西武の本拠地・メットライフドームで25日、芝生席が座席化することで話題となった外野席に、その「1席目」が取り付けられた。
これまでグリーン一色だった座席は、昨年生まれ変わった内野席エリアの約1万6500席と同様に、明るい緑・中間色の緑・深緑の3色の緑を使ったグラデーションカラーに彩られる。レフトの守備につく機会が多い栗山巧選手は、「僕の守備位置から見える景色がどう変化するのか今から楽しみ」と話す一方で、「座席の仕様が変わったとしても、僕が守っている後ろに、温かいライオンズファンがいるということは変わらないですから。本当に心強い」と、その本質に変化はないことを強調した。
2017年12月から始まったメットライフドームエリアの改修工事も完成まで残り2カ月。チームは来週からキャンプインとなり、選手たちが所沢に戻ってくる頃には、メットライフドームは改修を終えていることだろう。栗山は、ファンを迎え入れるその時に「温かい声援を背に、良いプレーを見せられるように全力でがんばるだけです」と、言葉に力を込めた。