順調な調整ぶりを強調し、ドラ1・渡部には金言も!?
西武の山川穂高選手が26日、球団施設で行っている自主トレーニング後のオンライン取材に応じ、自身の現状などを報告した。
昨季は右足首を痛め、シーズン終盤は出場選手登録を抹消されていた山川。例年は120%で体を追い込んでいるという沖縄自主トレでは「足を直すことを第一に、例年より練習量は減らした」ことを明かしつつ、現状は痛みもなく「70〜80%の状態で、開幕までに100%に持っていければ」と、B班スタートとなったキャンプでも足の状態をみながら3月26日の開幕を見据えて徐々にペースを上げていく構えだ。
自主トレでは問題なくバットを振っており、「あとは外で振ってみてスパイクを土の上で使ってみて疲れた時にどうなるかが最後のチェックだと思う」との認識を示しつつ、「一回やっているので慎重すぎるくらい慎重にやっている」とのこと。また、今オフは打撃フォームを以前の「足を上げて、ホームランを一番打てるフォーム」に戻したという。「最低でも40本以上打てるようなフォームにしているつもり。一番フルスイングし易いフォーム」と語り、40〜50本を放っての本塁打王に照準を合わせた。
また、グラウンドで顔を合わせたドラ1・渡部健人選手について話を振られると、「いんじゃないですかね、あれで。別に痩せなくていいと思います」との金言も。グラウンドで渡部の体に触れた山川は「張っていて、いい太り方。グラブ捌き足捌きを見てもあの体をうまくコントロールしているように見えた」と評価。さらに「打撃は(リーチの)長さか重さのどっちかで飛ばすしかない。僕らは重さで飛ばすしかない。変な話、重ければ重い方がいい」との考えを口にし、「怪我をしないなら僕も120〜30キロ欲しい」と続けた。