左からボンズ、シリング、クレメンス

◆ 政治的発言で投票撤回の動きも…

 アメリカ野球殿堂は現地時間26日、2021年度の野球殿堂投票の結果を発表。殿堂入りに必要な得票率75%に到達した候補者がおらず、2013年以来8年ぶりに「選出なし」となった。

 最多得票はレッドソックスなどで通算216勝を挙げたカート・シリングの71.1%。前年にも70%の得票率を記録し、今年度の殿堂入り本命と見られていたが、先日起きた議事堂襲撃事件を擁護するコメントが物議を醸したこともあり、ボーダーラインまで16票届かなかった。

 また、歴代最多762本塁打のバリー・ボンズと、通算354勝のロジャー・クレメンスは得票率60%台で殿堂入りならず。薬物使用問題が議論される2人とシリングは来年が10度目の投票で、殿堂入りラストチャンスとなる。

 日本球界に関わりがあった候補者でいうと、昨春キャンプでDeNAの臨時コーチを務めたオマー・ビスケルは、DV問題の影響があったのか49.1%止まり。楽天で活躍したアンドリュー・ジョーンズは33.9%、独立リーグ・高知でプレーしたマニー・ラミレスは28.2%という結果だった。

 投票結果は以下の通り。

◆ 2021年アメリカ野球殿堂・投票結果

※記者投票にて得票率75%以上で殿堂入り

285票/71.1% カート・シリング
248票/61.8% バリー・ボンズ
247票/61.6% ロジャー・クレメンス
212票/52.9% スコット・ローレン
197票/49.1% オマー・ビスケル
186票/46.4% ビリー・ワグナー
180票/44.9% トッド・ヘルトン
163票/40.6% ゲーリー・シェフィールド
136票/33.9% アンドリュー・ジョーンズ
130票/32.4% ジェフ・ケント
113票/28.2% マニー・ラミレス
68票/17.0% サミー・ソーサ
55票/13.7% アンディーペティット
44票/11.0% マーク・バーリー
38票/ 9.5% トリー・ハンター
35票/ 8.7% ボビー・アブレイユ
21票/ 5.2% ティム・ハドソン
4票/ 1.0% アラミス・ラミレス
2票/ 0.5% ラトロイ・ホーキンス
1票/ 0.2% バリー・ジト
0票/ 0.0% A.J.バーネット
0票/ 0.0% マイケル・カダイアー
0票/ 0.0% ダン・ヘイレン
0票/ 0.0% ニック・スウィッシャー
0票/ 0.0% シェーン・ビクトリーノ

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この記事を書いたのは

藤田皓己

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