中日・大島らと自主トレ
DeNAの神里和毅外野手が28日、神奈川・横須賀市の二軍施設DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKAで自主トレーニング後、オンラインで報道陣の取材に応じた。
今月5日から22日まで、大阪・日本生命で中日・大島洋平外野手らと自主トレに励んだ神里。打撃に関しては「継続してもっと力強い打球を打てるように。スイングの感じは変えずに、その中でどうやったらさらに力強くなれるかなと考えながら練習してきた」という。
「僕の場合はグリップをボールの下に入れるではないけど一回落とす感じで。大島さんもそれは分かる、と。最初はそういう風な感じで入っていって、そこからレベルでいっていると話をしていたので、自分がやってきたことは間違いではないのかな」と大島塾で手応えを掴んだ様子の神里。
さらに強い打球を生むために神里は、「今までは(バットをボールへと)ただ落とすだけだったけど、落とすではなくて(ボールを)潰す感じでいけば、さらに力強くなるのかな、と。スイング自体はそこまで変えない。フォロースルーぐらい。ただ落とすだけじゃなくて、ぶつける感じであれば力強くなるのかな」と改善点を話した。
インパクトまでのイメージを変え、「外野の間をライナーで抜く打球を理想としている」という。盗塁に関しても大島との会話の中で、「(カウントについて)なんでもかんでもではないよという風には言われた。しっかりカウントを見ながらであったり状況を見て」というアドバイスがあったそうだ。
昨季はオープン戦で打率.182。6月に延びた開幕だったが、プロ入り後で初めて二軍スタートとなる憂き目にもあった。それだけに4年目の今季、「やっぱり去年、悔しかったので、ことしは何としてでもレギュラーとしてやっていきたいなという思いはある。やらないといけないなと思う」と話す。
盗塁に関しても大島との会話の中で、「(カウントについて)なんでもかんでもではないよという風には言われた。しっかりカウントを見ながらであったり状況を見て」というアドバイスがあったそうだ。
「打率は3割以上。盗塁も数多くできればいいのかなと思う」と目標を掲げた神里。今季はFAで梶谷隆幸外野手が巨人へ移籍。”1番・中堅”のポジションに注目が集まる。「奪いたい、というその気持ちしかないんで。やるしかない」。神里は力強く話した。
(取材・ニッポン放送アナウンサー洗川雄司)