2019年9月、西武・熊代を三振に仕留め、ガッツポーズする由規 (C)Kyodo News

◆ 最短復帰を後押し「球団挙げてフルサポート」

 昨季限りで楽天を退団した佐藤由規投手(31)が28日、BCリーグ・埼玉武蔵ヒートベアーズの入団会見に出席。「NPB復帰を目指して、熊谷の地で皆と汗を流して、入った以上はチームの優勝に貢献できるように頑張りたい」と、新天地での意気込みを語った。

 由規は仙台育英高から2007年の高校生ドラフト1位でヤクルトに入団し、『由規』の登録名で活躍。3年目の2010年にはキャリアハイの12勝をあげたが、以降は度重なる故障に悩まされ2018年限りでヤクルトを退団。2019年には育成選手として楽天に加入して支配下昇格も果たしたが、昨季は一軍登板がないまま戦力外通告を受けていた。

 角晃多GM兼監督は「もう一回NPBに戻れると私自身感じて獲得させていただきました。選手としての契約。復帰をするという熱い想いがあったので、契約できて嬉しく思っている」と自らラブコールを送っていたことを明かし、「なんだかんだで時間がない。7月31日がある意味で期限。球団を挙げてフルサポートしていきたい」と、NPBの新規支配下登録の期限である7月末日を見据え、右腕を全力で後押しする姿勢を示した。

 由規自身も「角監督みずからオファーを頂いて、熱意と全力でサポートするというお言葉を頂いて決めました」と入団の決め手を明かし、「技術的なこともたくさんあると思いますけど、今まで通りじゃだめ。怪我もしましたし、チャンスも掴みきれなかった。どこかスタイルチェンジしなきゃいけないのかなと。基本線はまっすぐですけど、変えていかなきゃいけないと思う」と、がむしゃらにNPB復帰を目指す思いを口にした。

 登録名については「改めて『佐藤由規』にしようかと迷いもあった」としながらも、「プロ野球13年間やってきたなかで『由規』という名前で覚えてもらったので、下の名前で登録させていただこうかなと思っています」とBCリーグでも『由規』続行の意向。起用法について角監督は「まだ決断していることはない」としつつ、「先発でとりあえずは調整してもらおうと思っている」と示唆。由規も「ここ2年は本格的に先発をやってなかったので、僕自身は先発でアピールできたらと思っている」と力を込めた。

この記事を書いたのは

藤田皓己

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