楽天は28日、昨季までヤンキースでプレーしていた田中将大の入団が合意したと発表した。

　田中は1日に放送された『田中将大のオールナイトニッポンNY（エヌ・ワイ）』で、自身の去就について「結局はお話をいただいて、オファーがないと選手側はプレーができないんですよ。野球ができなければ野球選手ではない。仮にそうだったとしたらそこで…」と話し、楽天復帰の可能性についても「全然ゼロではないです。どういう選択をするのかというのは、自分の中では話がこないことにはまとまらない部分ではあるんですけど」と話していた。あの放送から約1カ月、田中の楽天復帰が決まった。

　田中は06年高校生ドラフトで楽天から1巡目指名されプロ入りを果たすと、1年目の07年に11勝を挙げ新人王。08年は9勝に終わったが、09年から5年連続で2桁勝利を達成し、13年には24勝0敗、防御率1.27の成績で、球団初のリーグ優勝、日本一に大きく貢献した。翌14年から活躍の舞台をメジャーに移し、6年連続で二桁勝利を達成するなど、昨季までヤンキースの先発ローテーションの一角として投げた。

（ニッポン放送ショウアップナイター）