出場32チーム出揃う
3月19日(金)に開幕する『第93回選抜高校野球大会』の選考委員会が29日に行われ、今年の出場校・全32校が発表された。
まずは、高校野球における模範的な姿を実践している学校が選出される「21世紀枠」から。例年は3校が選出されるところだが、今年に関しては昨秋に明治神宮大会が開催されなかったため、本来であれば秋の優勝チームに与えられる枠を「21世紀枠」に割り当て。9つの候補校の中から、八戸西(青森)・三島南(静岡)・東播磨(兵庫)・具志川商(沖縄)が選出された。4校はいずれも春夏通じて甲子園初出場となる。
一般選考では、東北地区で仙台育英と柴田の“宮城県勢”が2枠を独占。柴田高校は春のセンバツ初出場となる。また、関東では千葉の専大松戸が春は初出場。北信越からは長野の上田西がこちらも初のセンバツ切符を掴んだ。
激戦の近畿地区では、近年のプロ輩出数を増やしている京都国際がセンバツ初出場。中国・四国からは愛媛の聖カタリナが創部5年目で初の甲子園出場を決めたほか、秋の九州大会を制した長崎県西海市の離島・大島にある県立大崎高も、嬉しい甲子園初出場を達成している。
「第93回 春のセンバツ」出場校一覧
▼ 北海道 <1校>
北海 ☆10年ぶり13回目
==補欠校==
旭川実
知内
▼ 東北 <2校>
仙台育英(宮城) ☆2年連続14回目
柴田(宮城) ☆初出場
==補欠校==
花巻東(岩手)
日大山形(山形)
▼ 関東/東京 <6校>
健大高崎(群馬) ☆2年連続5回目
常総学院(茨城) ☆5年ぶり10回目
東海大甲府(山梨) ☆5年ぶり6回目
専大松戸(千葉) ☆初出場
東海大相模(神奈川)☆2年連続12回目
東海大菅生(東京) ☆6年ぶり4回目
==補欠校==
国学院栃木(栃木)
鎌倉学園(神奈川)
日大三(東京)
二松学舎大学付(東京)
▼ 東海 <2校>
中京大中京(愛知) ☆2年連続32回目
県岐阜商(岐阜) ☆2年連続30回目
==補欠校==
三重(三重)
岐阜第一(岐阜)
▼ 北信越 <2校>
敦賀気比(福井) ☆5年ぶり8回目
上田西(長野) ☆初出場
==補欠校==
星稜(石川)
関根学園(新潟)
▼ 近畿 <6校>
智弁学園(奈良) ☆2年連続14回目
大阪桐蔭(大阪)☆2年連続12回目
市和歌山(和歌山) ☆2年ぶり7回目
京都国際(京都) ☆初出場
神戸国際大付(兵庫) ☆4年ぶり5回目
天理(奈良) ☆2年連続25回目
==補欠校==
智弁和歌山(和歌山)
龍谷大平安(京都)
▼ 中国/四国 <5校>
広島新庄(広島) ☆2年連続3回目
下関国際(山口) ☆3年ぶり2回目
鳥取城北(鳥取) ☆2年連続3回目
明徳義塾(高知) ☆2年連続20回目
聖カタリナ(愛媛) ☆初出場
==補欠校==
米子東(鳥取)
桜ケ丘(山口)
小松(愛媛)
鳴門(徳島)
▼ 九州 <4校>
大崎(長崎) ☆初出場
福岡大大濠(福岡) ☆4年ぶり5回目
明豊(大分) ☆3年連続5回目
宮崎商(宮崎) ☆52年ぶり3回目
==補欠校==
神村学園(鹿児島)
延岡学園(宮崎)
▼ 21世紀枠 <4校>
八戸西(青森) ☆初出場
三島南(静岡) ☆初出場
東播磨(兵庫) ☆初出場
具志川商(沖縄) ☆初出場
富山北部・水橋連合(富山)
知内(北海道)
第93回選抜高等学校野球大会
主催:毎日新聞社、日本高等学校野球連盟☆日程:3月19日(金)~3月31日(水) =13日間
(雨天順延。準々決勝翌日と準決勝翌日の休養日各1日を含む)
☆会場:阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)
☆出場校:32校
└ 一般選考=28校
└ 21世紀枠=4校
▼ 選考委員会
1月29日(金)=全出場校決定
▼ 組み合わせ抽選会
2月23日(火・祝)
⇒ 対戦カード決定!