田中も日米を知る指揮官を信頼
楽天は30日、都内で田中将大投手(32)の入団会見を実施。その会見に同席した石井一久GM兼監督は「このような入団会見ができてホッとしている」と笑顔を見せつつ、「特別な選手なんですけど特別扱いはしないと僕は決めています。しっかりとパフォーマンスを出してこそ野球選手だと思うので」と、監督としての顔も垣間見せた。
自身もアメリカから日本に戻ってプレーした経験があることから、「最初は自分のことを調整して色々アジャストしていかないといけない時期だと思う」と理解を示し、チームに与える影響については「その姿を周りの選手は見ているので、その背中だけ見せていただければ十分かなと思っています」と続けた。
日米通算177勝をマークしている田中自身も「自分の中でいろんなところ、ボール、マウンド、アジャストしていかないといけない部分はたくさんあると思うので、いろいろなことを想定しながら練習していければ」と感じており、「日米両方を経験している、同じポジションの投手ということで調整していく中でうまくいかないことも出てくると思うので、その時は何かアドバイスをもらおうと思います」と、日米通算182勝を誇る指揮官への信頼も口にした。