12球団最速の紅白戦で好投
阪神は4日、宜野座の一軍春季キャンプで今季初の紅白戦を実施。2年目の西純矢が先発登板し、2イニングを投げて被安打2、奪三振2、無失点と好投した。
初回、先頭の髙山俊に初球をバットの先で中前へ運ばれたが、2番・木浪聖也を二ゴロ、3番・近本光司を左飛に退け、4番・大山悠輔に対しては外角低めの速球で空振り三振に仕留めた。
2回には同期入団の6番・井上広大と対峙し、2ボールから外角低めに3球投げ込み見三振。7番・北條史也に速球を右前に運ばれ、8番・小幡竜平には3ボール1ストライクとボールが先行したが、ゾーン内で勝負し投ゴロ。この日最速145キロのストレートを軸に、2イニングきっちりとゼロを並べた。
ルーキーイヤーの昨季は、二軍で11試合に登板し、4勝3敗、防御率4.00の成績。今季は宜野座キャンプに招集され、一軍デビューを目指している。