松井稼頭央二軍監督も気になる新スタジアム
プロ野球のキャンプが始まり、各チームの第1クールが終了。第2クールになると紅白戦を行う球団も増え、3月26日の開幕に向けて徐々にペースを上げてくることだろう。西武の本拠地・メットライフドームエリアもまた、グラウンドオープンまで2カ月を切り、その姿を現しつつある。
2月4日まで二軍の本拠地と球団施設でB班の指揮を執っていた松井稼頭央二軍監督が、新しく生まれ変わろうとしている本拠地を訪れ、ライオンズファンにオススメしたいメットライフドームの気になる新スポットを紹介。2002年にトリプルスリー(打率.332、36本塁打、33盗塁)を達成した指揮官が、新スポットのベストスリーを選んだ。
ベストスリーは!?
そして第2位は、元日に約2倍の面積と高さになることが発表された『Lビジョン』。松井二軍監督は「大きなビジョンは迫力があっていい! リプレイやファンを盛り上げる演出などが楽しみ」と語り、ドーム内外に増設されるスピーカーやデジタルサイネージと共に新たな映像演出などにも期待を寄せた。
映えある?第1位は、ベンチの真上に新設される『ダグアウトトップシート』。工事中のエリアを見学した松井二軍監督も「これはすごいね~!! ベンチの真上って、今までこういう臨場感のあるエリアはなかなかなかった。ライオンズの選手の一員になった気分で、ぜひこの席で応援していただき、そして一緒に戦ってもらいたい。それにしてもすごいな~(笑)」と感嘆していた。
B班は春野へ移動
この他にも見どころ満載となる新生メットライフドームエリアの完成を前に、松井二軍監督も「まさに『ボールパーク』という感じ」と笑顔を見せつつ、「昨シーズンリニューアルしたCAR3219フィールドで、ファームの選手たちもいつかメットライフドームでプレーするために奮闘しています。それに、ファームの試合も何試合かは、このメットライフドームでの開催を予定していますからね。今から本当に楽しみです」と、若獅子たちの奮起にも期待した。
所沢でのキャンプインを経て、B班も高知県春野に移動し、明日6日から第2クールを迎える。徐々に近づいてきた開幕に向け、松井二軍監督は「今年は勝敗にもこだわっていきたい。目の前の一戦一戦を大事に戦っていきます。コロナ禍でファンの皆さんも我慢を強いられているかと思いますが、そんななかでも若獅子たちの成長を見守っていただけたらうれしいです」と、ライオンズファンに熱いメッセージを送った。