NPB通算156セーブ・139ホールドのベテラン右腕
オリックスは6日、平野佳寿投手(36)と契約合意したことを発表。契約は単年の年俸1億5000万円プラス出来高(金額は推定)で、背番号は「16」に決まった。
平野は鳥羽高から京都産業大を経て、2005年の希望枠でオリックスに入団。当初は先発として活躍を見せるも、2010年からはリリーフに回って5年連続で60試合以上に登板。2013年からはストッパーを任され、NPB通算156セーブ・139ホールドを記録している。
2018年からは戦いの場をメジャーに移し、ダイヤモンドバックスで2年間通算137試合に登板。海の向こうでも鉄腕ぶりを発揮し、昨年は新天地・マリナーズで13試合に登板。0勝1敗も4つのセーブを挙げた。
昨年に続き、今オフもFAとなった右腕。コロナ禍で各球団の厳しい財政事情も相まって、今年も停滞するFA市場のなか、なかなか去就が決まらずにいたところ、突如舞い込んできた「NPB復帰」の一報──。
つい先日、楽天と契約を結んだ田中将大がチームのキャンプに合流したその日に、またしても海の向こうの大物が、日本の古巣球団に帰ってくることが決まった。
平野佳寿・プロフィール
ポジション:投手
投打:右投右打
生年月日:1984年3月8日(36歳)
身長・体重:185センチ・84キロ
出身地:京都府
球歴:鳥羽高-京都産業大-オリックス(05年・希)-ダイヤモンドバックス-マリナーズ-オリックス
[NPB通算] 549試(974.2回) 48勝69敗156セーブ・139ホールド 防3.10