エンゼルス大谷は年俸調停突入の見通し
アストロズのカルロス・コレア内野手(26)が6日(日本時間7日)、球団と1170万ドル(約12億3000万円)の単年契約で合意し、年俸調停を回避したとメジャー公式サイトが伝えた。
コレアはアストロズが低迷中だった2012年のMLBドラフト全体1位指名でアストロズ入り。2015年にメジャーデビューし、同年のア・リーグ新人王に選出された。正遊撃手として2017年のワールドシリーズ制覇にも貢献。コロナ禍で短縮された昨季のレギュラーシーズンは58試の出場で打率.264、5本塁打、25打点の成績だったが、ポストシーズンでは打率.364、6本塁打、17打点と本領を発揮し、チームをリーグ優勝決定シリーズへ導いた。
球団の975万ドル提示に対し、コレア側は1250万ドルを希望。年俸調停の公聴会前に双方が歩み寄り、1170万ドルで合意に達した。
調停の権利は基本的に出場登録が3年以上6年未満の選手に与えられる。メジャー3年目を終えエンゼルスと今季契約が合意に至っていない大谷翔平選手の公聴会は、19日(同20日)に行われる予定となっている。