現時点では無症状でその他の選手・スタッフは全員陰性
オリックスは11日、2月9日(火)に舞洲球団施設(大阪市此花区)にて実施した春季キャンプC組に所属するコーチ、選手、チームスタッフを対象とした新型コロナウイルスの定期PCR検査において、 タイラー・ヒギンス選手(29)が陽性と判定されたことを発表した。
現時点では平熱、無症状で、体調に異常はないとのこと。現在は保健所の指導により自宅待機となっており、その他のコーチ、選手、チームスタッフは全員陰性だった。
ヒギンスは春季キャンプ参加に際して米国出国直前(1月13日)、及び、日本入国時(1月17日)にPCR検査を受検し、いずれも陰性判定を受けていた。入国後は2週間(1月18日~31日)の自宅待機を行い、本日まで体調の異常等はなかったという。
受検の48時間前の2月7日(日)から9日(火)にかけては、オセアンバファローズスタジアム舞洲で行われている春季キャンプC組の練習に参加。この間は、舞洲の球団施設と自宅の往復のみで、外出や会食などへの参加はなかったとのこと。ヒギンスは今後、管轄の保健所の指示に従い対応しながら、早期の復帰を目指していく。
春季キャンプC組に関しては、定期PCR検査においてヒギンスを除く全員の陰性が確認されており、キャンプが休日だった10日に施設全体について所定の消毒作業を終えていることを確認した上で、NPBが作成した目安を基にした球団内の調査において濃厚接触の疑いがあるチームスタッフ2名を除いて、11日より活動を継続する。
また、宮崎キャンプに帯同している監督、コーチ、選手、チームスタッフとの接触はなく、宮崎キャンプにおいてもチームは従来の予定通り活動を継続していく。なお、2月9日に宮崎において実施した春季キャンプA組B組に所属するコーチ、選手、チームスタッフを対象とした新型コロナウイルスの定期PCR検査では、全員が陰性判定となっている。