「いつも熊本の力になりたいと思っています」
熊本市は12日、ヤクルトでプレーする村上宗隆選手(21)が「熊本市親善大使」に就任したことを発表した。
熊本市の魅力を広く国内外にPRすべく、市ゆかりの著名人が任命されてきた「熊本市親善大使」。2009年の創設から、文化・スポーツ・芸能などの様々な分野で活躍する著名人が選ばれてきたが、今年は3名が新たにその大役を任されることとなり、歌手の石川さゆりさん、アイドルグループ・HKT48で活躍する田中美久さんとともに選ばれたのが、ヤクルトの主砲・村上だった。
村上は熊本県熊本市の出身で、九州学院高から2017年のドラフト1位でヤクルトに入団。プロ2年目の2019年に新人王に輝くと、昨季は不動の4番として120試合に出場。打率.307・28本塁打・86打点という好成績を残し、出塁率.427で自身初のタイトルとなる最高出塁率も獲得した。
今ではチームの主砲となった“令和の怪童”だが、「熊本市で生まれ、 熊本市に育ててもらった身体で、 今はプロ野球選手として頑張っています。熊本地震から間もなく5年を迎えますが、 いつも熊本の力になりたいと思っています」と語っているように、21歳という若さながら常に故郷への想いを胸に、遠い東京の地で奮闘を見せている。
プロ4年目のさらなる飛躍に向けて、「まだまだなところもありますが、 人としても野球人としても更に成長し、“MADE IN KUMAMOTO”として、もっと熊本市をアピール出来たらと思います」と、力強く意気込むツバメの55番から、今年も目が離せない。
コメント
▼ 村上宗隆
東京ヤクルトスワローズの村上宗隆です。
この度、熊本市親善大使に任命いただき、
大変光栄なことで嬉しく思います。
熊本市で生まれ、
熊本市に育ててもらった身体で、
今はプロ野球選手として頑張っています。
熊本地震から間もなく5年を迎えますが、
いつも熊本の力になりたいと思っています。
まだまだなところもありますが、
人としても野球人としても更に成長し、
「MADE IN KUMAMOTO」として、
もっと熊本市をアピール出来たらと思います。
よろしくお願いします。