強打の三塁手として地区8連覇に貢献
ドジャースからFAとなっていたジャスティン・ターナー内野手(36)が、2年総額3400万ドル(約35億7000万円)でドジャースと合意したとMLB公式サイトなどが伝えた。3年目となる2023年の契約は球団に選択権があるという。
ターナーは2014年にドジャースに加入し、正三塁手としてチームの地区8連覇に貢献。レギュラーシーズン60試合制だった昨季は、打率.307、4本塁打、23打点をマークした。ワールドシリーズでも打率.320、2本塁打、2打点を記録しチーム32年ぶりの世界一に貢献。ただ、世界一を決めたワールドシリーズ第6戦中に新型コロナウイルス感染が発覚したにもかかわらず、試合後の祝勝セレモニーに参加。その行動が物議を醸し、のちに「グラウンドに戻ることのリスクを理解していなかった」と謝罪した。
ドジャースは昨季のサイ・ヤング賞右腕バウアー(前レッズ)を大型契約で新たに獲得。ターナーの残留でぜいたく税の課税対象ラインを超えることは確実になったが、ワールドシリーズ連覇を狙えるタレントをしっかりと揃えた。