ヤクルトのドラフト5位ルーキー・並木秀尊（獨協大）が17日、DeNAとの練習試合で持ち味である“俊足”を活かしたプレーで存在感を発揮した。

　『1番・センター』で先発出場した並木は初回の第1打席、「1番の仕事としては出塁することが一番大事だと思うので、そのなかでうるさくじゃないですけど、内野安打を勝ち取れたことは結果的に良かったと思います」と、三塁への内野安打で出塁。

　4回無死走者なしの第2打席は投手の失策で出塁。「挑戦してみないと課題とかも見つからないと思うので、最初からいこうと思っていました」。続く2番・元山飛優（東北福祉大）の初球に二塁盗塁を決め、元山のセンターへの二塁打で生還した。

　盗塁を決めた並木だが「スタートがまだまだ。投手の間合いがアマチュアとプロでは違う。そこのなかで、もっとよりよいスタートが切れるように練習していかないといけないなと感じました」と反省し、「まずは足をもっと活かしてアピールしていって、足の部分だけでも信頼を得られるようにやっていきたいと思います」と意気込んだ。

　高津監督は「今日は足場が悪かったんですけど、それでもスピードを出せるというところは、すごい戦力だと思いますね。相手にかかるプレッシャーも違うと思う。チームの力になるんじゃないかなと思いますね」と評価した。

▼並木秀尊の打撃成績
第1打席：三安（阪口）
第2打席：投失（京山）
第3打席：右飛（京山）
第4打席：遊飛（笠井）

（ニッポン放送ショウアップナイター）