151キロ弾き返されるも…
ヤクルトのドラフト1位ルーキー・木澤尚文選手(22)が21日、楽天との練習試合(浦添)の2番手として登板し、2イニングを無失点に抑えた。
プロ20年目の大ベテラン・石川雅規の後を受けて、3回からマウンドに上がると、先頭の9番・下妻貴寛は外角の変化球で誘い出し空三振で初アウトを奪取。一死走者なしから1番・辰己涼介に151キロの速球を右中間に運ばれ、続く2番・小深田大翔には四球でピンチを拡大したが、3番・鈴木大地の一直で一走・小深田が戻りきれずに併殺となりピンチを脱出した。2イニング目となった4回も四球で走者を背負ったものの、今度はニゴロ併殺で無失点。ベテランから受けたバトンをゼロで繋いだ。
制球がばらつく場面も見られたが、「ヨイショ!」の掛け声で投げ込む力強い投球で2イニングを被安打1、与四球2で無失点の内容。降板後には「良いところもありましたし、悪いところもありました。次につなげたい」と振り返った。