NPBで実績ある右腕が加入
日本野球機構(NPB)は24日、前ソフトバンクのリック・バンデンハーク投手(35)をヤクルトの支配下登録選手として公示。新天地での背番号は「15」に決定した。
バンデンハークはオランダ出身の長身右腕で、米メジャーリーグ、韓国リーグなどを経て2015年からソフトバンクに加入。来日初登板から無傷の14連勝を記録するなど先発ローテの一角として活躍し、2017年と2018年の2度2ケタ勝利を記録。在籍6年間で通算84試合に登板し43勝19敗、防御率3.68をマークしていた。
ここ2シーズンは故障の影響から登板機会を減らしており、昨季終了後に保留選手名簿から外れて自由契約に。その去就が注目されていたところでヤクルト入りの可能性が報じられ、この度正式に加入が決まった。
新天地となるヤクルトは2年連続最下位に沈んでおり、特に先発投手陣の底上げが急務。2019年のドラ1右腕・奥川恭伸ら若手の台頭も期待されるなか、すでにNPBでの実績がある助っ人右腕を迎え入れることになった。