負傷の中村剛也がB班へ
西武は26日、キャンプの選手入れ替えを発表。リード・ギャレット投手(28)、大曲錬投手(22)、山川穂高選手(29)、佐藤龍世選手(24)、鈴木将平選手(22)の5名がA班(一軍)に合流することを発表した。
2018年から2年続けてパ・リーグ本塁打王に輝いた山川は、右足首の故障明けを考慮して今春はB班からのスタート。高知県春野でじっくりと調整を続け、23日に行われた阪神二軍との練習試合では豪快な一発を放っていた。
また、ベテランの中村剛也が故障でB班に合流することもあり、三塁をメインポジションとする佐藤龍世もA班に合流。ルーキーイヤーから52試合に出場した大卒3年目の内野手だが、昨季は不祥事により無期限の対外試合出場禁止に加えてユニフォームの着用を禁止されたため、一軍での出場はなし。それでも、処分前まではファームで4番を任されるなど、27試合の出場で打率.303、本塁打も5本記録していただけに、心を入れ替えての再起に期待がかかる。
さらに、投手ではルーキーの大曲錬も実戦が増えるこの時期に一軍へ。ドラフト5位指名ではあるが、福岡大・準硬式野球部からプロ入りを果たしたことでも話題となった右腕だけに、一軍の打者を相手にどんな投球を見せるのか。こちらも注目だ。