陽性率0.017%、キャンプ地での陽性判定ゼロ
日本野球機構(NPB)は1日、2月に各地で実施された春季キャンプ実施に際して行ったPCR検査の結果を公表。キャンプ地への入域前、期間中の定期検査を含め延べ1万7573人の検査を行い、陽性者が3人、陰性者が1万7570人だったと発表した。
今春キャンプは入域前にPCR検査、現地入り後は週に1回程度監督・コーチ・選手・球団スタッフの球団関係者および宿泊ホテルスタッフや球場アルバイトなども定期スクリーニング検査を実施する厳戒態勢で実施。事前検査でスタッフとコーチの2人、球団施設にて調整中の選手1人が定期検査で陽性判定を受けたが、キャンプ地での陽性判定は1件もなかった。
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キャンプ実施前にはNPBとJリーグが昨年に共同で設立した「新型コロナウイルス対策連絡会議」にて専門家と感染拡大防止策の確認を行い、“キャンプ中断”といった最悪の事態も想定しながらの無事完走。NPBは公式サイトにて「ご指導ご協力賜りました自治体をはじめ関係各所の皆様に心より感謝申し上げます」と、キャンプ開催のために尽力した関係者への感謝を述べた。