巨人の7年目左腕・戸根千明が、開幕一軍をつかめるか注目だ。
戸根は新人時代の15年から2年連続で40試合以上に登板。5年目の19年にはシーズン終盤に故障で離脱したが、26試合に登板して、防御率1.99という成績を残した。昨季は投手と野手の二刀流に挑戦していたが、今季から再び投手一本で勝負する。
戸根は春季キャンプからアピールを続けている。18日に行われた中日との練習試合に登板し、2イニング目となった6回に岡林勇希、根尾昂と左打者に2本の安打を許したが、後続を打ち取り、2回を無失点に抑えた。
原辰徳監督は戸根の投球に「スライダーがね。もう少し精度、キレが出てくるとね。まっすぐは非常にいいものを持っているので、困ったときに“えいやー”というまっすぐだけというのはね。もうひとつ上にいくためにはスライダーを、もう少しきれいに見せることですよね」とスライダーの精度向上を求めた。
22日の紅白戦では、紅組で先発し2回を2安打無失点。戸根は「良いボールと悪いボールがはっきりしていたので修正したい。ボールが続いた時もあったが、四隅をしっかり狙っていこうと桑田コーチと話をしていたので、その点に関しては意識しながら取り組めたとは思う。次の試合は、どんどんストライクゾーンで勝負していきたい」と振り返った。
巨人のサウスポーは先発、中継ぎ候補ともに充実しているが、その競争に割って入れるような活躍を期待したい。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
戸根は新人時代の15年から2年連続で40試合以上に登板。5年目の19年にはシーズン終盤に故障で離脱したが、26試合に登板して、防御率1.99という成績を残した。昨季は投手と野手の二刀流に挑戦していたが、今季から再び投手一本で勝負する。
戸根は春季キャンプからアピールを続けている。18日に行われた中日との練習試合に登板し、2イニング目となった6回に岡林勇希、根尾昂と左打者に2本の安打を許したが、後続を打ち取り、2回を無失点に抑えた。
原辰徳監督は戸根の投球に「スライダーがね。もう少し精度、キレが出てくるとね。まっすぐは非常にいいものを持っているので、困ったときに“えいやー”というまっすぐだけというのはね。もうひとつ上にいくためにはスライダーを、もう少しきれいに見せることですよね」とスライダーの精度向上を求めた。
22日の紅白戦では、紅組で先発し2回を2安打無失点。戸根は「良いボールと悪いボールがはっきりしていたので修正したい。ボールが続いた時もあったが、四隅をしっかり狙っていこうと桑田コーチと話をしていたので、その点に関しては意識しながら取り組めたとは思う。次の試合は、どんどんストライクゾーンで勝負していきたい」と振り返った。
巨人のサウスポーは先発、中継ぎ候補ともに充実しているが、その競争に割って入れるような活躍を期待したい。
(ニッポン放送ショウアップナイター)